(回答先: 「一時停止を含めた徹底的な議論と行動が必要」―裁判員制度に懸念を持つ議連【裁判員制度を問い直す議員連盟】が声明(TBS) 投稿者 クマのプーさん 日時 2009 年 5 月 21 日 17:06:13)

日経｢大機小機」(2009･5･16)の中段に、｢米国に法学部がないから日本にも要らないという発想が最近まで幅を効かせていた」とあった。この説明でやっと米の作戦が解った。

今、規制緩和の｢強欲資本主義｣は失敗だったと世界中が知った。しかし、なぜ日本に「法科大学院と国民裁判員制度は必要か」が解らなかった。
東大法学部を頂点戸する日本中の法学部を｢潰す｣、それが彼らの狙いだった。

米流の、｢法をゆるめ自由にし、結果、悪を出口で絞める」には、大勢の司法試験合格者が要る。｢法の網をすり抜ける手がいくらでも考えられる方法を編み出す必要がある」。だから素人が良い。大学の法学部を出てない基礎的教養のない人が、｢法科大学院に入学すれば100%合格｣と、大宣伝し、「儲かる弁護士」を夢見ただけの人間を増やした。
そうすれば、法学部入学の最初の講義に、｢法は倫理の最低限」と聞いて感動し命がけで日本を守る仕事に励む日本人は減る。だから裁判員制度を使えば、内部から滅ぼし易くなる。

すでに日本人の大勢は「正義よりカネ」だから、「規制緩和、法科大学院と国民裁判員制度」という、三極は強力な武器となる。日本社会を内部から崩壊させ、規律と秩序の絶滅を謀られたのだと、日本人がやっと解る頃には絶滅、終わっている。

今、米の「規制緩和｣の失敗は明白になったが、依然としてグローバル化を唱え、世界の｢カネ」を奪い合う米流は健在だ。貧しい国をますます貧しくして豊かになる米国の、｢どこが悪いか！」と爪を研ぐ。｢やらなければやられる」ので、経済戦争は止まない。

小泉元首相は派遣パート労働者を製造業に拡大、現代の奴隷とし若者の低賃金分は株配当増で、｢会社は株主のもの」とやかましい外資に貢ぐ。もの言う株主は強欲の塊だ。
日本の若者は極度に貧困化し結婚･出産･育児も出来ず国力低下。目を覆うほどの社会不安の中、凶悪犯は激増。米はそれを見越して、小泉元首相に「国民裁判員制度を設立」させた。米は日本の奴隷頭を小泉元首相とし、｢日本絶滅の恐るべき陰謀｣にやすやすと参加させた、彼は日本人か。もっとも（自分が褒められたいとだけ願って、｢国を売った」元首相に、大勲位を与える日本だけど）。

米は「規制緩和。次は法科大学院」とすすめ、最後は国民裁判員制度。日本国民は従順だ。「法学部出身でなくても、最難関の司法試験を受けなくても、裁判に参加出来る」と資格のない国民の自尊心をくすぐるだけでよかった。
国民は誰でも「裁判官」と同じ資格で、凶悪犯の「量刑にまできめる｣資格があると、メデイアに｢民主主義の歴史的転換」と言わせ、「裁判員の歌を絶叫する検察官？｣もテレビに映る。これで、従うはずと踏む米。「日本絶滅を祝う」日を、狂気の沙汰と気付かない自公政権は何者か？
こうして日本の若ものに、「法科大学院を出て司法試験100％合格すれば、もっと儲かる」と大宣伝して行けば、法学部の権威は失墜、日本全国の法学部は潰れる。
東大法学部を頂点とする、米にとってめんどくさい｢日本の法の倫理や正義派の企業ガバナンス」も、日本社会の「規律と秩序」を潰し崩壊させる作戦は成功しつつある。
もし法学部が全滅すれば、日本の若者は「手っ取り早く法科大学院」に入り、儲かる弁護士を目指す」。こき使うつもりの米が誘う作戦に乗って、｢司法｣の側から日本内部を切り崩す役目を担う。米はただ見ていれば良い。（ガタガタに崩れた日本社会は奴隷を生むしかない。鞭打って働かせて、富を奪える）と、笑う作戦だ。

今は、日本中どの自治体にも法学部出身者がいる。｢法は倫理の最低限｣と「規律と秩序の尊重」のバランスを取り、それが結果的に自分を守ると知って、仕事をしている。米には厄介な国である。
太陽や水や風のように、｢規律と秩序」を自然に受け入れる、2000年の歴史ある日本社会を、やっと日本人自身の手で崩させる時が来た。｢ブラボー、裁判員制度が動き出したぞ！｣と、乾杯しているのは、誰だ。
自公国会議員は、「日本を滅ぼした奴ら！」。（自分が日本を滅ぼした）と知っているのか？
もう手はない。｢検察を出動させ、誰かを逮捕･起訴すれば」日本を取り戻せるのか、自公政権は日本を救えるのか?　アホ･バカ？でないなら、すぐ中止を、考えませんか。 　

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