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漢検の前理事長と長男、背任容疑で逮捕 京都地検
http://www.asahi.com/national/update/0519/OSK200905190058.html(Asahi.com May 19,2009)
財団法人「日本漢字能力検定協会」(京都市)の大久保昇・前理事長(73)と長男の浩・前副理事長(45)が、架空の業務委託で約2億5千万円を前理事長系企業に移転し、協会に損害を与えたとして、京都地検は19日、背任容疑で2人を逮捕した。地検は、2人が税制上の優遇措置を受ける公益法人である協会理事としての任務に反し、自らの利益を図る目的で架空委託を続けたと判断したとみられる。
協会関係者によると、大久保前理事長父子は05〜09年、前理事長が代表を務める広告会社「メディアボックス」(京都市)に、「年間プロモーション企画」「進行管理」の2業務の委託などで約2億5千万円を支出。しかし、いずれも取引実態がなく、協会に同額の損害を与えたという。
この2業務は実際には、浩・前副理事長が協会内で作業を済ませていたが、メディア社に委託したように契約を偽装していたという。メディア社は08年時点で約1億4千万円の現金資産を蓄積。前理事長父子とその親族が務める役員計3人に、年間計約4千万円の役員報酬や配当を支給している。
弁護士らによる協会の内部調査委員会などによると、協会は97年から、メディア社との委託取引を開始。08年までに総額約36億3千万円を支出していた。しかし、同社には大久保前理事長父子ら役員3人を除けば、系列のパン店に勤務する社員1人しかおらず、事務所もなかった。「協会内部や取引先ではダミー会社と認識されていた」(協会の元役員)という。
協会とメディア社の契約や取引については、前理事長父子がすべてを決定。協会の他の理事らには今年2月まで取引内容を一切報告していなかった。
(以上Asahi.com)
――今の漢字ブームが通奏低音のように、漢字が読めない麻生総理の支持率の低迷(テイマイ)の原因となっていると見た検察当局は、漢検の前理事長父子を国策逮捕することにより、衆院選を前に漢字ブームの沈静化・終結を計っているとみる。
故大平首相は、「日本はいい国だ、わしのような百姓の倅でも総理大臣になれる。」と言っていた。
麻生総理も「日本はいい国だ、俺のような日本語の素養がない者でも総理総裁になれる。」と思っているだろう。その地位を守るために自公と共にあらゆる手段を駆使している。
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