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2009/5/19 10:00
http://netallica.yahoo.co.jp/news/78426
●天下り官僚は月給94万円
「福井県では宴席にコンパニオンを呼ぶのは普通なんですよ」――。
公金を使った不正支出がゾロゾロ出てきた厚労省の所管法人「職業能力開発協会」。福井の協会は、宴会にコンパニオンを呼んでドンチャン騒ぎしていたことが発覚したが、日刊ゲンダイ本紙の取材にこう開き直ったから驚いた。
協会が05年までの4年間に開いた“コンパニオン宴会”は14回に上る。役員だけが集まる会合にもコンパニオンを呼んでいたほか、2次会と称して、スナックで計80万円を使っていた幹部もいた。これら宴会につぎ込まれた公金は990万円。カネの出どころは国からの補助金、つまりはわれわれ国民の税金だ。それなのに、協会側はこう言い訳するのである。
「協会では総会や研修会後の意見交換のため、たびたび懇親会を開いています。会場はたいていホテルで、出席者の人数は多いときで80人くらい。ただ、福井のホテルは料理や酒を運ぶ従業員を大量に抱えているところは少ない。それで、コンパニオンに配膳の仕事を頼むのが一般的なんです。料金はコンパニオン1人につき、8000円から1万円程度(2時間)。多い日は8人のコンパニオンを呼んでいました。ごく普通のコンパニオンです」(事務局長)
ア然というほかないが、デタラメをやっていたのは福井の協会だけじゃない。全国の協会を束ねる「中央職業能力協会」と、傘下8協会の不正支出額は総額5700万円。全国をシラミ潰しに調べれば、どれだけ不正額が膨れ上がるか、分かったものではないのだ。
「しかも、この協会には天下り官僚がゾロゾロです。中央協会の理事長は厚労省労基局長も務めた青木豊氏、常務理事の3人もみんな厚労省出身です。理事長は月約94万円、常務理事は約80万円の高給をむさぼっている。ボーナスや諸手当を含めると、信じられない“破格の待遇”になります」(霞が関事情通)
麻生政権はこんな協会に、15兆円の補正予算のうち7000億円を基金として流そうとしている。舛添大臣は新型インフルエンザで大騒ぎする前に、この連中の“やりたい放題”に打つワクチンを考えた方がいい。
(日刊ゲンダイ2009年5月16日掲載)
2009/5/19 10:00 更新
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