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2009/5/19 10:00
http://netallica.yahoo.co.jp/news/78423
結局、最後まで「親小沢か、脱小沢か」が争点だった民主党の代表選。しかし、小沢代表が辞めても民主党の支持率はまったく変わらなかった。時事通信の調査では、14%から14.2%に微増しただけ。「小沢辞任」は無意味だったということだ。しかも「脱小沢」を訴える岡田克也にアキレス腱が見つかり、土壇場になって“岡田代表”に二の足を踏む議員も。ドタバタ代表選の舞台裏――。
●「分裂」に加え、「消費税」「スキャンダル」
当初、代表選は“鳩山圧勝”で終わるとみられていたが、岡田陣営が猛烈に巻き返し、投票の15日(金)の時点では、鳩山98、岡田93、未定30という票読みだった。まだ支持を決めていない30人がどちらに転ぶかで、勝敗が決するとみられていた。
そんな状況のなか、投票直前、岡田克也が新代表に就くことを不安視する声が急速に拡大。
「民主党議員が懸念したのは、党の分裂です。岡田が新代表になった場合、小沢の処遇が難しい。“小沢嫌い”に担がれたのに、もし優遇したら陣営から不満が噴出する。かといって、冷遇したら“鉄の結束”を誇る小沢チルドレンが黙っていない。挙党一致を考えたら、やっぱり“鳩山代表”が無難。そのうえ、岡田陣営の幹部が『たとえ負けても、鳩山は岡田を幹事長に据えざるを得ない』と、鳩山代表を容認するような発言をしたという話が広まり、『だったら鳩山代表でも』と、陣営のタガが緩んでしまった」(民主党事情通)
民主党議員が、岡田代表に不安を抱いたのは、さらに「消費税」と「スキャンダル」の2つだった。
「岡田克也は『消費税を上げざるを得ない』と堂々と主張。麻生首相から『岡田代表なら消費税議論ができる』と言われる始末です。総選挙を控えた議員にとって、消費税アップのレッテルを張られるのはツライ。しかも、岡田克也が代表に就任したら『実家であるイオンと西松建設の親密関係が飛び出す』という怪情報が流れた。もし、小沢代表の後任に西松建設絡みの疑惑が表面化したら、民主党は終わってしまう」(政界関係者)
検察の「国策捜査」で始まった民主党の代表選。終わってみれば、麻生自民党をニンマリさせるだけのことだった。
(日刊ゲンダイ2009年5月16日掲載)
2009/5/19 10:00 更新
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