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当の本人が微動だにせぬうちから周りがつつきだして岡田、鳩山両名の名が上がり今世紀最大の政局へと動き出した。
マスコミの誘導に乗せられながらの印象はぬぐえず、世論頼みの立候補が心もとない。
さて、己たちの牙城が理不尽な敵の攻撃にさらされているにも関わらず、闘わずして背を向けた民主党議員に対して怒り心頭に発したが、新しい門出にあたり、先ずは矛を納めてご両人にエールを送りたい。
役員会決定の「短期決戦」は、いろいろな意味で正解である。
一部議員が「院政に有利だとの不満を募らせた」との報道があったが選挙規定だってあるのだから議員達のお門違いである。
これを以って森田実氏は本サイト阿修羅「小沢カイライ代表を選出するような・・・・・」で、「小沢・鳩山は強引過ぎる」とイントロ部分で強権ぶりを印象付けているがこれもお門違いである。
マスコミも麻生さん等も、「どのような政治を行うか白熱した議論」を期待するようなコメントを発していたがお二人の討論は、野党対与党ではないので不要である。
やるべきことは決まっている。
目指すは「国民の生活が第一」である。
このスローガンに向かって邁進すればよい。
そのために如何に実行力が発揮できるか、このスローガンと相反する己たちのこだわりをどう封印するか、そして、挙党体制をどう構築するかを討論して党議員に自覚してもらえればいいのである。
スローガン達成のためには当然、消費税、官僚の天下りや特殊・公益法人、郵政民営化、道路財源、特別会計等々の問題に取り組むことになる。
当然に「権益政治の守る会」の強い抵抗に遭い、理不尽な謀略を仕掛けられて厳しい闘いになる。
このときに政党の闘争心と団結力が不可欠なのであるが、その前に、激しい戦いになるような政策を実行してほしいと願っている。
マスコミ世論によって鳩山氏は早速に「院政政治」の烙印を押され、上記の森田実氏は「カイライ政権」と指摘している。
カイライとはあやつり人形のことで鳩山氏と小沢代表の関係を指すが、前代表が役員に留まって党のルールの下に党務に参加するのは何ら問題ではなくカイライ政権の指摘は当たらない。
むしろ、世間が指摘する「強権・豪腕」の助けを借りるのは鳩山氏であって世論の色塗りに鳩山氏が気張るのはかえってマイナスである。
森田実氏は小沢氏を「飽くなき権力欲の持ち主」と断じている。
小沢氏が何度か口にした「私には、一点のやましいこともない。」「私はこれまで、権力の座にいようとしたことは一度もない。国民のために全霊をもって政治生命をかけたい。」の言葉を私は信じる。
未だかつて、このような胸中を吐露した政治家がこれまで居ったであろうか!
民主党議員諸氏は、鳩山・岡田両氏を「好人物」「真面目」「清楚」と評しているが仕事は人柄の良さだけではなし得ないのは謂うまでもない。
鳩山氏については、「挙党一致」のこだわりの余りに中途半端にならぬようお願いしたい。これまでの「優柔不断」を反省なされていたが同感である。
岡田氏については、心配事が一つ増えた。
早々に前原氏からの支持である。
おんぶお化けにとりつかれた岡田代表は、スローガンの「国民の生活が第一」に向かって舵を取れるのであろうか?
森田実氏は、「新自由主義、新保守主義との決別を宣言した代表を選ぶべし。」と進言されている。
しかし、鳩山・小沢体制を「カイライ」とでっちあげて誹謗し、岡田・前原氏の事には一言も触れていない。
森田実氏の支離滅裂さ極まれりである。
さて、鳩山・岡田両氏ばかりでなく民主党議員皆さんに共通するのは党内の異論や世論や周りを気にし過ぎて政策や戦略が中途半端になることである。
新体制のもとでは、くれぐれもイソップ童話の「ろばをかついだ親子」にならぬよう願いたい。
ついでながら「党首」を「代表」と呼び換えるのは止めにしませんか。
私は「党首の名称では権限が強いので、代表なら権限は弱いから勝手に異論が唱えられる。」の思惑があったのではないかと勘ぐるのです。
最後に「喧嘩は後にまわすな」の言葉を進呈して終わりたい。
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