民主党は「民衆が主役の政治」を担いうるか？どなんとぅ

民主党は「民衆が主役の政治」を担いうるか？
http://www.asyura2.com/09/senkyo63/msg/262.html
投稿者どなんとぅ日時 2009 年 5 月 14 日 12:51:22: Rpgn2femNHMTY

ちょっと趣向を変えます。

どなんとぅが参加しているあるメーリングリストにおいて、
「小沢代表辞任～新代表選出」に至る政局のヨミを求められました。

ほぼ流れができつつあると思いますので、
そこに流した与太話をまとめておきます。
（いつものごとく一部省略・訂正してありますが、
外れたヨミを修正するなどの姑息な作業は一切なしです）

（以下、５／１１メールより）

小沢辞任に至る心裡（あくまで推察ですが）

小沢個人に関する脅しでは決してあり得ない。
文字通り命を賭けていたはずであり、
あの執拗な・圧倒的物量をもってした攻撃に、
単身で２ヶ月あまりも耐え抜いたのですから。

３年なり５年なり後に
小沢の志を継いで、「平成維新」の仕上げを行うべき人材、
今名前を挙げられている者たちより一世代あるいは二世代下の、
小沢の意中の人物
おそらく複数の名を胸中に秘めていたはずのその人物を種に、
「○○と△△の政治生命を終わらせる」旨の脅しが掛けられたと推測します。

当初から懼れていたことは、
ネット上で指摘していた
「個人テロ」や「クーデター」
「戦争」などよりも
実はそのことでした。
これを切り札とされた時
果たして小沢はがんばり通せるか？

だからこそ、
「気鋭の新人に注目を集める」プロジェクトを発動させ、
攻撃の芽を摘めるかと考えていたのです。

（以下、５／１２メールより）

まず、辞任の経緯について、
代表的には植草さんの論調に見られるように、
「小沢がいよいよ攻勢に出て、強力なカードを切った」というものです。
もちろんどなんとぅは、この見方に与しません。

願望と、冷静な分析は一緒になってはいけません。
小沢は明らかに脅しを受けた。
それも、小沢個人に対してではなく、
自らの掲げる一大事業の旗を受け継ぐべき者と、
心中期していた複数の名前に対する
政治的（もしかすると肉体的かも）抹殺の脅し。

小沢は断じて孤立するわけにはいかないのです。
十年単位の物差しをもってしか計り得ぬ大事業、
その最初の成果すら、体力的・年齢的に見ることのかなわぬ小沢にとって、

自らが思い定めた後継者を喪うことだけは、
何をおいてもさけねばならぬ事だったでしょう。
これ以外に小沢の意志を曲げさせる方策があったとは思えません。

ここからが、稀代の政治家、
というより革命家と言っていいでしょう。
小沢一郎の真骨頂でした。

見事に敵の攻撃を逆手に取り、
あの、自信に満ちたとさえ思わせる会見になったのです。

吾等民衆革命を願う者たちへ向けたあの力強いメッセージを聞いて
奮い立たない者があったでしょうか？
（そのメッセージを受け取れぬ者、
小沢の意志を無視する者と言うことで
皆から攻撃されているどなんとぅでありますが）

ただし、あくまで小沢がその力を思う存分に発揮するためには、
歴然たる敵の内通者の力を徹底して削がなければなりません。
ネット上で「彼らも数の内」などと擁護する輩の名前をよーく記憶しておいて下さい。

総選挙における過半数が問題なのではないのです。
参議院の優位をいかにして維持するか。

戦いの帰趨は当にこの一点に懸かっているのです。

よしんば今回の選挙で自公に過半数の議席を許したとしても、
今度は法案をすべて阻止できます。
来年度予算が立ち往生してしまうのです。
半年以内に再選挙と言っていた根拠はそこにあります。

今回、反乱軍の力を削いでさえおけば、
万が一「負け」の結果であろうとも、
すぐにリベンジ可能な状況を作り出せるのです。

（注記：本日書き込み。
その意味でも、彼らの尻馬に乗ってしまった岡田の軽率さが腹立たしい）

この筋書き通り展開するか、
判断の目安は新代表がどうなるかです。

ズバリ、鳩山由紀夫。

もし今回の一歩後退が、小沢反転攻勢のための第一歩だとしたら、
これ以外の選択肢はありません。
尚、鳩山以外ではナゼだめかについて、あえて触れませんが、
「この人を押したいが」という思い入れがおありの方は、説明させていただきます。

さて、いずれにせよ我々に可能なことは微々たる力、
されど、いらぬ色気を出さぬ限り、
確固として「最後の勝利は我にあり」との信念を持ち続けていればよいのです。
会見ビデオを見ましたか？
小沢一郎のまなざしは確かに我々に向けられていたのです。

前ふりが長くなりました。

ここからが今日の主題です。

鳩山代表選出後、とにかく時間をおかずに打ち出すべき流れ。

１）現執行部全員留任（造反派で飛び出したい者だけは差し替え）
２）小沢引責ではなく、自公打倒を確実にするための体制強化である。
３）新幹事長については小沢と相談熟慮の上指名
ここまで、代表選出後直ちに議員総会の場で打ち出す。

４）新幹事長に○○を指名、
小沢と自分（鳩山）、支えてくれた国民の皆さんの意志をしっかりと胸に刻み、
いずれこの国のリーダーとして働いて貰う旨、宣言する。
～小沢の意志を継ぐ後継者としてアピールする。

この流れを作れるならば、
今回の辞任劇は逆転ホームランとなるでしょう。

しかるに、この筋書きから外れぬまでも、どこかに淀みがあったならば、
残念ながら「民主党への訣別」を本格的に宣言せざるを得ない。

これが現時点でのどなんとぅのヨミです。

さてさて、肝心の○○に当てはめるべき名前。

どなんとぅの胸には５０％位の確率である名前があるのですが、
ここで出すのは止めておきましょう。

もったいぶっているわけではなく、
現在ただの一議員に過ぎぬその人材が簡単につぶされてしまっては困るからです。

上記１）２）３）までシナリオが進めば、
気まぐれに明らかにするかもしれません。