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鴻池祥肇・前官房副長官辞任は、果たして週刊新潮の記事なのだろうか?もし、週刊誌の記事で政治家が辞任に追い込まれるなら、横浜市市長の中田宏や千葉県知事の森田健作はなぜ辞任しないのか?鴻池さんのスキャンダルは既に一月以上前に報じられていたが、全く辞任の動きはなかった。横浜市長の中田宏のスキャンダルや千葉県知事の森田健作のスキャンダルは本来刑事事件になって当然のものだ。それがそのまま放置されていて、鴻池さんのものだけが、こうして辞任につながるのは、別の要素があるからだ。
多分、それは、鴻池さんの「ミサイル防衛システムは機能しない。ミサイルをミサイルで打ち落とすなど出来ない。」と言う発言ではないだろうか?
または、麻生首相の側近を狙い撃ちにして、麻生首相へ圧力をかけることがねらいであるのかも知れない。それは、多分、衆議院の解散時期の問題と絡んでいるはずで、背後には鳩山由紀夫、邦夫の兄弟が動いているはずだ。
しかし、残念なのは、政敵を追い落とす、または、政治の世界での抗争に、相手のスキャンダルを使うことだ。今回の鴻池さんのスキャンダル報道は、ほぼ確実に、鴻池さんの日常をかなり念入りに見張っていたから出来たことであり、そういったことに活動の拠点を置いて、本来の政策にはほとんど身が入らないのなら、政治家としての資格はない。
将棋とか、サッカーなどでは、将棋の力、サッカーの技というもの以外の要素が勝ち負けを決める面もある。要するに勝つことが目的であり、相手の注意をそらしたり、勝負の前にいろいろな動きをすることで相手を撹乱することは良くあることだ。
しかし、政治は、政治家のみのものではない。市民の生活のためのものであり、政治家の当選とか、誰が政権を取るかという問題では本来ないのだ。どういった政策が本来市民全体のためになるかということが問題であり、政策で争わず、スキャンダルで争うというのは、生徒がカンニングで試験の点数を稼ぐことと同じだ。
今回の事件は、学生時代からカンニングをして育ってきた、または、育てられてきた人が仕組んだのかも知れない。そんな政治家は仮に今度首相になってもろくな政策はできっこない。
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