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海洋ゼネコン政治団体/自民と族議員に1億円/公共工事受注 企業献金の抜け道?【しんぶん赤旗】 だが今回の「さんそう会」は政治資金収支報告書を見ただけではマリコン企業との関係がわからない。献金原資もパーティ開催によることになっているが、パーティ券購入者はすべて不明である。正体不明の団体から企業献金であることを隠して政治家に献金する。これは西松献金と同じ構図である。 また、国民生活第一の政治改革を唱える民主党代表の小沢一郎氏が、公設第一秘書が逮捕された西松献金問題でなぜ自民党議員と同種の疑惑渦中にあるのか、そのこともいま改めて問われている。 ======================================== http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-05-11/2009051101_01_1.html 2009年5月11日(月)「しんぶん赤旗」 海洋ゼネコン政治団体 〇五年―〇七年分の政治資金収支報告書によると、同会から自民党や同党議員への献金は三年間で総額一億円にのぼります。 二階派「新しい波」に一千万円、旧運輸省OBの泉信也元国土交通副大臣(参院議員、二階派事務総長)の二団体「自由民主党東京都参議院比例区第四十七支部」「篠山会」に計三千万円。同じく同省OBの渡辺具能元国交副大臣(衆院議員、自民党山崎派)の三団体「自由民主党福岡県第四選挙区支部」「能政会」「渡辺ともよし後援会」に計三千万円を献金していました。 この他にも自民党の政治資金団体「国民政治協会」に一千万円、「自由民主党東京都未来の都市環境を考える支部」に二千万円となっています。 献金を受けた三人はいずれも運輸族の有力者です。二階氏は、旧運輸大臣や自民党交通部会長を歴任。泉氏と渡辺氏はともに旧運輸省第四港湾建設局長の出身で、国交副大臣を歴任しています。 三人に献金した理由について「さんそう会」元代表は「われわれの趣旨にご理解のある方」と説明。献金の原資には「企業や個人からそれなりのものを払っていただいている」といい、企業からの提供を認めています。 献金の経緯について渡辺氏の事務所は「さんそう会さんから『政治活動を応援したい』と献金の申し出があった」と説明。同会について「建設会社の方が多い団体だと承知している。(渡辺氏は)港湾が専門だから、(献金は同会の)お立場を十分に把握して、発信(発言)してほしいということだと思う」としています。 ======================================== 【関連エントリー】
http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10258860784.html から転載。
2009-05-11 10:57:15
gataro-cloneの投稿
テーマ:自公政権への批判
二階俊博経産相ら自民党国会議員らが海洋土木ゼネコン(マリコン)関係者が歴代代表を務める政治団体「さんそう会」から巨額献金を受けていた。西松献金と同様に今回のマリコン献金も重大な疑惑をはらんでいる。これまで自民党へのヤミ献金事件 ― たとえば日本歯科医師連盟 ― の場合、特定業界の政治団体からの献金であることは一目瞭然であった。
自民と族議員に1億円
公共工事受注 企業献金の抜け道?
二階俊博経済産業相の派閥政治団体「新しい波」などが、海洋ゼネコン(マリコン)関係者らでつくる政治団体「さんそう会」から献金を受けていた問題で、同会が自民党の運輸族議員を中心に三年間で総額一億円もの献金をしていたことが十日、本紙の調べでわかりました。公共工事中心のマリコン業界からの不透明な資金が港湾、空港行政に影響力をもつ運輸族議員にばらまかれた癒着の構図が浮かび上がりました。
(写真)「新しい波」や泉氏、渡辺氏側への献金がずらりとならぶ「さんそう会」の2007年分の政治資金収支報告書
「さんそう会」(旧港栄会)は一九七六年に設立され、代表には東亜建設工業などマリコン大手の元役員が就任しています。同会元代表は「二十社か三十社かの集団が政治家を支援するための資金を集める団体。そのような(マリコンの)人たちが会には多い」と本紙に証言。マリコン業界が事実上の企業献金提供のために使うダミー(隠れみの)政治団体の疑いが濃厚です。
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