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http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009051190065809.html
民主党の小沢一郎代表が、西松建設の献金事件について国民に直接、説明する姿勢をいまだに見せていない。鳩山由紀夫幹事長が国民との対話集会の開催を進言しても、小沢氏の腰は重いままだ。煮え切らない姿勢が、党内にうっせきする辞任論を勢いづかせる可能性も出てきた。 (竹内洋一) 小沢、鳩山両氏は大型連休中の二日、都内で会談した。鳩山氏は「車座集会をやって、国民に分かるように説明してほしい。厳しい意見も聞いていただきたい。話す内容よりも形式の問題です」と求めた。小沢氏は「分かった」と応じた。 だが、小沢氏が本当に有権者との直接対話に乗り出すかどうかは分からない。鳩山氏が一カ月にわたり機会あるごとに進言してきたにもかかわらず、対話集会は実現していないからだ。 そもそも対話集会は鳩山氏が知日派の政治学者、ジェラルド・カーティス米コロンビア大教授から四月初めに助言されたアイデア。小沢氏は、同月下旬から衆院選に向けた地方行脚は再開したものの、支持者の集会に顔を出す程度で、有権者に直接、事件を説明する場面は一度もないままだ。 カーティス氏は対話集会が実現しないことにしびれを切らし、同月二十四日、事件を受けて民主党が設置した有識者会議に呼ばれると「国民とのコミュニケーション能力に欠ける人は首相になる資格はない」と小沢氏を批判した。 有識者会議は今月七日、小沢、鳩山両氏から意見を聞く方向で調整していたが「混乱が予想される」として開催を見送った。小沢氏の説明の機会は結果として、ここでも実現しなかった。 鳩山氏は八日、有識者会議が小沢氏の説明責任を問う質問状に回答を送り、「何をどのように説明することが説明責任を果たすことになるのか、(国民に)納得を得ることができるのか、代表自身に困惑がある」と小沢氏を擁護した。 説明に動かぬ小沢氏に、党内では「党首が国民の前に出られないのではどうしようもない」(中堅)などと不満の声が相次いでいる。衆院解散・総選挙が迫る中、この状況が続けば、批判がさらに強まるのは確実だ。小沢氏にとって、対話集会は避けて通れない状況になりつつある。 |
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