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石破氏「世論」頼りに反転攻勢 コメの減反政策をめぐり【産経】
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090510/plc0905101931003-n1.htm
2009.5.10 19:27
農政改革の焦点となっているコメの生産調整(減反)政策をめぐり、石破茂農水相が「世論」をバックに見直し実現に向け反転攻勢に出始めた。
10日、フジテレビ「新報道2001」に出演した石破氏は、生産調整に関する世論調査で約7割が廃止や大幅な見直しを求めていることについて、「減反をこのまま維持するとか、もっと強化することは、農水省の責任者として賛成はしない」と見直しへの決意を強調した。
番組終了後、記者団に対して石破氏は「党として徹底した議論の後に出すことが必要だ」と強調。「生産調整で年に2000億円、累計だと7兆円使っていることをどう思うか、消費者や納税者に問うべきだ」と語った。生産調整は米価を安定させ、協力した農家に助成することで農家を保護してきた半面、それを負担する消費者と納税者への視点が欠けていたという思いが石破氏にあるからだ。
また、衆院選を前に支持基盤である農家を保護するため、生産調整の堅持を掲げる自民党側に突き上げられてきた石破氏にとって、見直しできなければ実績を残せずに終わってしまうとの焦りもあるようだ。
ただ、自民党側はこうした石破氏の姿勢を「農家を混乱させるだけだ」と批判しており、今後、「石破氏が何を決めても、党が認めなければ衆院選の政権公約(マニフェスト)には入らない」(閣僚経験者)と石破氏を強く牽制している。
政府は、農政改革関係閣僚会合の下に設置した特命チームで生産調整の見直しを検討中で、生産調整に関する全国規模のアンケートや説明会も行う。見直しの必要性については、6月に取りまとめる「骨太の方針」に盛り込みたい考えだ。この際、生産調整への参加を各農家に委ねる「選択制」が盛り込まれるかが焦点だが、自民党側は石破氏に同調する気はなく、双方の攻防はさらに激しさを増しそうだ。 (峯匡孝)
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