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ある公明議員:ダブル選挙はブラフ 衆院選は8月9日ないしは8月30日(憲 昭 e た よ り)
http://www.asyura2.com/09/senkyo62/msg/763.html
投稿者 gataro 日時 2009 年 5 月 10 日 08:30:13: KbIx4LOvH6Ccw
 

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   日本共産党 衆議院議員 佐々木憲昭の
  *--*--*--* 憲 昭 e た よ り *--*--*--* 2009/5/9 第312号
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  ◇◆本人がつづる今週の一言◆◇

  メルマガ読者の皆さん、こんばんは。佐々木憲昭です。

  国会議事堂の回りの道に沿って植えられているツツジもそろそろ咲き終わ
 り、初夏の清々しい風が吹き、若葉が力強く茂る季節となってきました。

  大型連休が終わって、いま国会の審議は15兆円に上る大型補正予算案を中
 心に続けられています。しかし、その雰囲気は……自民党からは今すぐにも
 「解散」するという緊迫感が伝わってきません。民主党も「解散」を迫る迫
 力がありません。「なぎ(凪)」とまでは言いませんが、なんとなく弛緩し
 た雰囲気が漂っています。
  私は、公明党の議員に聞いてみました。「都議選とのダブル選挙があると
 自民党の一部で言ってるが、どうなんだ?」と。──その議員は即座にこう
 言いました。「あれはブラフだ。ありえない」。そしてこう断言したのです。
 「ほぼ確実なのは8月9日投票。でなければ8月30日投票だ」。理由をいろい
 ろ解説していましたが、私は、公明党らしい説明だと感じました。
  じっさいに、解散の時期はどうなるかは分かりません。しかし、ここにい
 たっては、どんな想定をしても、4ヶ月以内に必ず選挙があるという事実は、
 動かしようがありません。いつおこなわれても、もはや「誤差の範囲」とい
 うべきでしょう。ジタバタせず、やるべきことをやり切ることです。

  カナダから帰国した方々のなかから、新型インフルエンザに感染していた
 人が発見されたというニュースが伝えられました。いずれ、そういうことも
 あるだろうと予想していたものの、具体的なニュースに接すると「ついにき
 たか」と思いました。もちろん、まだ国内で人から人に感染したわけではあ
 りませんし、感染者は病院で手当を受けているのですから、あわてることは
 ないのですが……。
  今日、私は、岐阜県中津川市で開かれた日本共産党の「つどい」で、国会
 報告をおこないました。その帰り、JR中津川駅で電車を待っていたとき、
 衆院議院運営委員会の委員部から携帯に電話が入りました。──「11日(月
 曜)に、国会の新型インフルエンザ対策本部を開きますので出席を」と。以
 前から、新型インフルエンザが発生した場合に備え、国会議員の対処方針を
 決めておりますので、対策本部の会議開催はそれにもとづくものです。対策
 本部長は議運委員長、議運メンバーが対策本部員という構成です。

  さて、補正予算案を審議する衆院予算委員会は、7日(木曜)8日(金曜)
 で麻生総理大臣はじめすべての閣僚が出席する総括的質疑が一巡しました。
 日本共産党からは、笠井亮議員が質問に立ちました。
  来週は、11日(月曜)に7時間コースで集中審議が行われます。そのテーマ
 は、「日本社会の今後について」というのだそうです。あまりにも漠然とし
 ていて、どうしてこれが集中質疑のテーマなのかと首をかしげてしまいます
 が、「ともかく何を質問してもいいように」と決めたのだそうです。

  その後、どの程度、質疑をおこなって採決するのでしょうか。与党は、12
 日(火曜)の採決を主張しています。しかし、本予算に匹敵するほどの大型
 補正予算案ですから、野党側としては、それを受け入れるわけにはいきませ
 ん。当然、充実した質疑が必要だと主張しています。私の所属する財務金融
 委員会では、補正予算案に関連する法案が付託されました。8日(金曜)には、
 その主旨説明が行われ質疑に入りました。この日は、与党だけの質疑でした。
 来週の12日(火曜)には、野党の質疑となります。
  ──誰のための補正予算案なのか、しっかり議論しなければなりません。
 ひとつひとつの質疑が選挙に直結します。いっそう頑張らなければなりませ
 ん。

  ◇◆今週の「奮戦記」より◆◇

  「新しい人権」の生みの親は日本国憲法です
                  (5月5日付「奮戦記」より)

  比較的新しい「環境権」「プライバシー権」「知る権利」などは、「新し
 い人権」または「新しい権利」などとといわれています。改憲派の人々は、
 これらの新しい権利が、日本国憲法に書き込まれていないから、憲法が古く
 なったとか、時代にあわなくなったと主張します。果たしてそうでしょうか。
  もともとこれらの権利は、日本国憲法にすえられた人権規定があったから
 こそ生まれたものなのです。ようするに、いまの憲法こそ、新しい人権を生
 み出した母なのです。
  たとえば、環境権について言えば、1970年代の初めに、水俣病やイタイイ
 タイ病、大気汚染など環境破壊・公害が、人々の命を脅かしました。そのた
 め、公害に反対し、環境を保護する運動が大きく広がりました。そのなかで、
 憲法25条で生存権、13条で幸福追求権をもっていることが支えとなり、その
 土台のうえで環境権がある、そういう考えと運動が有力になってきたのです。
  1972年6月に開かれた「国連人間環境会議」の「ストックホルム宣言」で
 も、“人間環境の保全と向上”が「諸国民の権利」として掲げられるように 
 なりました。このように、国民の運動が憲法にもとづいてつくり出してきた
 権利が「環境権」なのです。プライバシー権も、憲法の人権規定がもとになっ
 て、そこから生まれたものです。
  いま大事なことは、その権利を生み出した憲法の規定をきちんと守り、内
 容をさらに豊かにしていくことです。
    (参考文献、山口富男著『21世紀と日本国憲法』)

 ≪毎日の奮戦記はこちらから≫
 【09.05.09】岐阜県中津川市で開かれた日本共産党の「つどい」で国政報告
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/090509-231612.html
 【09.05.08】「危機対策」を口実に高速自動車国道計画まで復活
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/090508-200505.html
 【09.05.07】政府の「財政の健全化」とは消費税大増税のこと?
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/090507-202237.html
 【09.05.06】暮らし「苦しくなった」が54%に急増した──「読売」の世論調査
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/090506-215324.html
 【09.05.05】「新しい人権」の生みの親は日本国憲法です
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/090505-182121.html
 【09.05.04】基本的人権と「公共の福祉」について考える
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/090504-224826.html
 【09.05.03】愛知県JC主催の「憲法タウンミーティング」のパネリスト
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/090503-000616.html
 【09.05.02】憲法9条を世界に広げよう!─これこそ国民多数の声です
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/090502-221548.html
 【09.05.01】第80回愛知県中央メーデーに参加、東海ブロック比例代表候補者会議
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/090501-085204.html
 【09.04.30】党の新型インフルエンザ対策委が政府レクを受けました
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/090430-195647.html
 【09.04.29】憲法審査会規程をめぐる衆議院議運委の動向について
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/090429-170000.html
 【09.04.28】日本共産党を代表し政府の財政演説に対して質問をしました
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/090428-162444.html
 【09.04.27】憲法審査会規程づくりのための強引な参考人招致に抗議する
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/090427-145939.html
 【09.04.26】なぜ大手企業にばかり大盤振る舞いするのでしょうか
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 【09.04.25】児童手当の差し押さえを全額返却させたと電話がありました
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/090425-172617.html

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