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5月13日の党首討論に期待する 2009-05-09 21:09:15
http://blog.goo.ne.jp/rojinto_goken/e/d50adab0a832f88edbe054060a4f6f09
5月13日に麻生首相と小沢民主党代表の2回目の党首討論が実施されることが決定したようだ。現在国会では補正予算案の審議中である。小沢民主党代表には野党を代表して、先の第二次補正予算・09年度本予算・それに続く今回の補正予算案提出の在り方、その内容の是非、特に百年に一度の不況の合い言葉を背景に、4弾ロケットに例えた未曾有の大型バラマキ予算の結果生じる借金財政をどのように建て直すのか、厳しく追求してほしい。
特に、税金無駄使いの温床とされる独立行政法人の存在や政官業の利権構造は自民党にとって選挙支持基盤そのものであり、廃止や改革ができるはずもない。結果既成の予算の組み替えも、無駄を排しての予算捻出も期待できない。そこに自民党の行財政改革の限界と甘さがある。
また麻生内閣の4弾ロケット予算は、百年に一度の不況克服と言うには余りにも目先の対症療法ばかりで、中長期の視点がない。例えば日本経済の外需依存から内需拡大への転換、中長期の雇用、年金、医療、介護、子育て、教育、老後対策等は、短期では不十分である。少子化を憂いながら若者は経済的に結婚できないし、製造業への派遣社員制度も存続されようとしている。
麻生首相は優秀な官僚を上手く使うと言いながら、官僚の優秀さを政策に引き出していない。それは政府与党が選挙目当ての政策と予算を要求し、利権政治を維持しようとしている。
こうして、国民は今国会で先の見えないバラマキ予算と大幅増税を押しつけられようとしているのであり、それは来る衆議院選挙の大きな争点でもある。しかし政府自民党は選挙マニュフェストに「消費税増税」を掲げるはずもない。小沢代表には、こうした点を今国会で十分追求して貰いたい。
一方、麻生首相から小沢氏の政治献金問題が質問されるのかが、メディアの焦点になっているようである。しかし、それは残念ながら期待薄であろう。
もし質問されれば、それは小沢氏にとっては待ちに待った質問となるであろう。その時は同じ西松建設の政治団体から政治献金を受けながら、自民党や自民党議員への献金と陸山会への献金のどこが政治資金規正法に照らして違うと認識しているのか、逆に麻生首相に質して欲しい。
そうなれば、首相はおそらく答えに窮するであろう。首相が答えに窮すれば、あとはその代弁者として検事総長の国会答弁しかない。仮にそれを検察が拒否すれば、首相の顔は丸つぶれである。このような状況を覚悟してまで首相が質問するとは思われない。
しかし、国民も検察の陸山会のみの捜査は不公正、不公平であると思っており、是非検事総長には国会に出てきて欲しい。その意味では、むしろ麻生首相の小沢氏への質問を期待したいところである。逆に麻生首相が国会で質問しなければ、これまでの自民党議員による小沢氏の政治資金問題批判は正当性を欠いていたと言わざるを得ないだろう。それを担ぎ同調して来たメディアの報道も何をか況やである。
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