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政権交代は誰のため?〜民主党内外の、攪乱役を担う諸氏へ〜
http://www.asyura2.com/09/senkyo62/msg/745.html
投稿者 どなんとぅ 日時 2009 年 5 月 09 日 19:24:08: Rpgn2femNHMTY
 

二ヶ月前に書いた文を投稿したことで、
厳しい批評眼を持つこの板の住人さんたちからお叱りを受けるかと覚悟しておりましたが、
好意的に受け止めて頂いた皆様に感謝いたします。

それに気をよくしたわけではないのですが、現今の情勢をふまえた私の分析を受け容れて頂く前ふりとして、
どうしてもこの二ヶ月の私の時々刻々の状勢の受け止め方、
ソレをふまえた提言の流れを知って頂く必要がありました。
後3〜4編、再利用の投稿をお許し下さい。

以下は「海援隊BBS」に3月18日に投稿したもので、
これも民主党各氏にメールしています。


この一週間、事態は誰彼の思惑をいずれも超えて、
大きく動いてきたと思います。
その中で
(あらかじめ想定されていた範囲のことはのぞいて)
押さえておかなければならない重要な点は、次の通りでしょう。

1)いわゆる「B層」に対する権力側の仕掛けは一定の功を奏していること
(眉唾ではあるが、世論調査の数字および民主党内の弱腰な部分の存在)

2)報道の調子が二転三転(どころか、かつての鳩山幹事長の言を借りるなら「七転八倒」)の様相を示していること

3)仕掛け側の意図が二兎を追っている事がほぼ明確になってきたこと
(一兎目は変革実現可能な〜既得権益損失のおそれが大である〜小沢排除、
二兎目は対米売国政策の死守)。

4)この仕掛けの司令塔がいずこにあるにせよ、
現時点で描いている絵図は

「24日大久保秘書起訴〜前後して小沢辞めろ大キャンペーンの展開」

という事でしょう。
ただし、権力側も今回の件が正念場と踏んでいるので、
形勢不利と見て取った場合には延長戦〜大久保秘書再逮捕による仕切り直し〜も考えられます。

前項で指摘したように、
攻撃されているのは小沢代表個人ではなく、
「民衆の手による大変革が実現する」希望への攻撃なのです。

小沢代表は毅然と
「自分の方にまったく問題はない。
求められれば、いついかなる場所でも疑問にお答えする。
立証責任は検察側にある」
と最初からまっとうに反駁し、
その姿勢はぶれることがありません。

戦前はいうに及ばず、
戦後も(特にロッキード以降、さらに小泉以降は加速して)、
検察・警察(最悪、軍隊までも)が理不尽に国民に(自分に)向けられるのではないかとおそれています。

「政権交代」を希求する大きな理由の一つが、
その息苦しい「警察国家」の芽を、
新政権がどうにか摘んでくれるだろうという願望なのです。

>だからこそ、こんなあからさまな権力犯罪に対して「断固戦う」と表明した小沢代表を心強く思うのだし、
「政権交代」実現の先頭に立つべき民主党の諸氏が一丸となって小沢代表と心を一つにしてほしいと、切に願っているわけです。

>手遅れにならないうちに、意思統一してください。

前稿でこのように書きました。

残念ながら、すでに手遅れである兆候が見え始めています。

(中略〜民主党某氏に対する具体的な批判を述べている。
そして小沢批判をするその方の、政治資金に関する過去の問題、党運営に関する失敗の総括について指摘)

あなた達には決して、
切実なる自分たちの思いを預けうるとは思いません。
それどころか、
あなた達の存在を許容する民主党の甘さ
(決して寛容さではないです)に不安さえ覚えます。

「この人ができるというなら実現するかもしれない」
この信頼感は、
無条件に民主党に対して与えられているわけではありません。

己の生活の場に降りてきてその声に真摯に耳を傾け、
その悩みをともに悩み、
その喜びをともに喜んでくれた小沢代表の率いる民主党だからこそ、
そんな小沢代表の訴える「政権交代」だからこそ、
私たちの将来への夢への一里塚として認め、
その思いを小沢代表と共有する同志と信ずればこそ、
あなたを応援することもできるのです。

私たちの思いを攪乱することしかできぬのなら、
邪魔だから「政権交代」を目指す陣営から退場してください。

24日に明らかにするという小沢代表の
「今後に関する意思表明」が、
「熱い思いを共有する民衆とともに、
大目標への最後の戦いを確実に勝利するために、
民衆に背を向け、
攪乱するものを徹底的に排除する」
という決意であることを、切に望みます。

再度夢想します。

「小沢民主党政権」の下で、

日本中に漂う閉塞感をもたらしているガン細胞を切り取り、

世界に類を見ないほど優秀なはずの官僚を、

自己保身や
国民以外への(特定の個人・団体・外国への)奉仕者たる存在でなく、

真に国民への奉仕者としてその能力を発揮するよう使いこなす、

そんな術を体得した民主党および協力政党の気鋭の若手が、

国を愛し、
郷土を愛し、
民衆を愛する、
確固とした使命感に基づくリーダーの自覚を持って育ってゆく、

こんな夢が実現すると考えるのは楽観的にすぎるでしょうか?  

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