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Re:【国策裁判所と国策検察は一心同体】足利の女児殺害:DNA不一致(その1) 弁護団「想像超える誤り」 /栃木
http://www.asyura2.com/09/senkyo62/msg/734.html
投稿者 官からアメリカ人へ 日時 2009 年 5 月 09 日 17:00:05: Dx5sTVjBq/alo
 

(回答先: 【もうすぐ裁判員制度が始まる】足利事件再審請求 再鑑定の結果「DNA不一致」 投稿者 官からアメリカ人へ 日時 2009 年 5 月 09 日 16:50:29)

足利の女児殺害:DNA不一致(その1) 弁護団「想像超える誤り」 /栃木

◇語気強め 裁判所の姿勢も批判
 「科警研(警察庁科学警察研究所)のDNA型鑑定は我々の想像をはるかに超える誤りだった」。90年に4歳女児が殺害された「足利事件」の再鑑定結果を受けて開かれた弁護側の記者会見で、佐藤博史・主任弁護士はそう語気を強めた。無期懲役が確定している菅家(すがや)利和受刑者(62)の再審請求即時抗告審。東京高裁が8日午後、弁護団に開示した鑑定書が示した事実は、91年に警察庁が行った当時のDNA型鑑定結果を真っ向から否定する内容だった。

 8日午後5時、東京都内の司法記者クラブに現れた弁護団4人は、報道陣らを前に鑑定結果を公表した。高裁が昨年12月、異例の再鑑定決定を下してから約4カ月。検察・弁護側双方がそれぞれ推薦した鑑定人により行われた再鑑定は双方とも、女児の半袖下着に付着していた体液と菅家受刑者のDNA型は「不一致」とした。

 弁護側鑑定は、当時の科警研鑑定と同じ手法でも行われたが、当時判明した遺留体液のDNA型自体が誤りだったことが分かった。一方、検察側鑑定書も当時の技術の未熟さを指摘し「刑事司法に適用するには標準化が達成されていなかった」と結論づけた。

 真犯人と菅家受刑者が同一人物でない可能性を強く示唆する結果を受け、佐藤弁護士は「検察庁がこの新たな証拠を前にどう動くのかということが問われている」と述べた。また、弁護団は上告審からDNA型鑑定の誤りの可能性を指摘したにもかかわらず、DNA型再鑑定を命じてこなかった裁判所にも「時効(当時15年)を完成させてしまった責任はある」と指摘した。

 再審開始の公算が大きくなり、「菅家さんを支える会・栃木」の西巻糸子代表は「裁判所には一日も早く再審を決定して、無罪にしていただき、菅家さんを解放してほしい」と話した。一方で「(女児の)遺族にとってはつらいことだと思う。そういう意味で誤った捜査がどれだけ残酷なことかとつくづく思う」と話した。【吉村周平】

     ◇

 宇都宮地検の高崎秀雄・次席検事は「東京高検において当該鑑定の内容を十分に検討した上で適切に対応するものと考えており、それ以上のコメントは差し控える」と話した。

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クローズアップ2009:足利事件、再審の公算大 自白・状況証拠、焦点に
毎日新聞 2009年5月9日 地方版

http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20090509ddlk09040112000c.html  

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