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「就活」組VS「国士」組・・民主党の踏ん張りどころ - 四国の星 - Yahoo!ブログ
このブログでは「西松事件」を、検察が政治の上に立とうとする、議会制民主主義への挑戦と捉えています。
今民主党は、自分の選挙に有利か不利かでものごとを判断する「就活」組が、マスコミに取り上げられる頻度が上がっています。その方が面白いからでしょう。
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【小沢民主党代表:鳩山幹事長と会談、献金問題広く説明へ】
民主党の小沢一郎代表が、公設秘書が起訴された政治資金規正法違反事件に関し、今月2日、鳩山由紀夫幹事長と東京都内で極秘に会談した際、自らの進退問題を巡る党内外の世論に強い関心を示したことが7日、分かった。有権者との直接対話集会を次期衆院選に向けた地方行脚の一環として開催し、事件に関する説明を行う意向も明らかにしたという。代表続投に当たって、説明を求める党内の声に配慮しているとみられる。
「おれが辞めるまでメディアはたたくんだろうな」。小沢氏は2日、鳩山氏に漏らした。関係者によると小沢氏は、渡部恒三、藤井裕久両最高顧問が小沢氏に早期の進退決断を促したことについても「おじいちゃん連中をマスコミは面白く取り上げているな」と語った。これに対し鳩山氏は「それだからこそ、きちんとやろうじゃないですか」と述べ、タウンミーティング形式による「車座集会」の開催や党首討論への出席を求めた。小沢氏は「分かった。やるよ」と応じたという。
小沢氏は週明けから長野などでの地方行脚を予定している。対話集会はこれらの日程に加え、地方の離島などで漁業や農業問題などを巡って一般有権者と意見交換の場を新たに設定し、事件に関する質問に応じる形式を想定している。
小沢氏の進退問題を巡る発言は党内外で相次いでいる。前原誠司副代表を中心とする党内グループ「凌雲会」が7日夜、都内で開いた会合では、新人・元職から「このままでは選挙は厳しい。執行部に伝えてほしい」との声が上がり、枝野幸男元政調会長が「党がどうであろうと応援してもらえる個人票を増やせ」と激励した。一方、小沢氏の側近、平野貞夫元参院議員は4日、徳島市で講演し、「自由党時代の選挙結果から、小沢氏個人への期待票は浮動票より多い」と指摘。「小沢氏の足を引っ張るのではなく、議会制民主主義の危機ととらえる戦いをすべきだ」と続投支持を訴えた。【佐藤丈一、渡辺創】
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【コメント】
ここは小沢一郎氏、いや、民主党の踏ん張りどころです。
民主党内にも、議会制民主主義の危機であるとの現状認識から、小沢代表を支えるべきだとの意見があり、現在多数派を占めています。
彼らを、国の将来を憂いる「国士」組と称するなら、政治活動や選挙運動を就職活動としてしか見ることのできない「就活」組との対立と捉えることが可能です。
有権者として、どちらが政治家として信頼に値するのかを判断しなければなりません。
心ある有権者の方々には、「就活」組の議員・候補の事務所に電話やファックス、メールで、「自分のためではなく、国のために頑張れ!!」というメッセージを伝えていただきたいと思います。そして、「国士」組には激励を!!
もちろん、「小沢辞任カード」というものはあります。しかし、このカードの切り方は極めて難しいのです。高度の政治判断が求められます。「就活」組ごときが云々すべきテーマではありません。
政権交代か民主主義かが問われる場面。
民主党の議員・候補にとって、これほどやり甲斐のある局面はないと思います。これが不安だという人は、政治を辞めた方がいい。
こういう難所を乗り越えてこそ、政権交代に価値が出てきます。
http://blogs.yahoo.co.jp/shikokunohoshijp/49553533.html
民主「就活」組の問題点・・政治家としての原点が不明確 - 四国の星 - Yahoo!ブログ
このところ、軽挙妄動する民主党議員・候補者を批判しています。
「西松事件」という議会制民主主義に対する検察(官僚機構)の挑戦にたじろぎ、党首を替えれば選挙に勝てるという、浅ましい発想に流れているからです。
選挙というのは、究極の就職活動です。「就職」のためにあらゆる努力を惜しまないのが鉄則です。
「就職」できれば、この国の役に立つことができる。各候補者は、そういう思いなのでしょう。また、そうあって欲しいものです。
しかしながら、「就職」が自己目的となり、就職のためには「大義」をも捨てるとなると、これは大問題です。
有権者や支持団体の顔色をうかがうことだけに習熟し、自らの信念を語ることを回避している内に、信念なき政治家の誕生ということになってしまいます。
将棋などで、「勝っても負けてもこの一手」という局面がでてくることがあります。「この一手」を指せるかどうかで、その棋士の値打ちが決まる場面です。
現在の政局は、民主党議員・候補として、「勝っても負けても」、議会制民主主義への挑戦に対して戦う気概が求められている局面です。
もちろん一方で、「政権交代」という大義があります。
しかしそれは、(政権交代→自分の当選)という文脈の中でしか理解されていないのではないか。「政権交代」が、百数十年続いた官僚支配から、国民が主役となる政治(真の民主主義)への大転換なのだという意義を、見失ってしまっているように思われます。
心ある有権者が民主党候補と3分話せば、その候補者が「就活」組かどうか判定できます。逆に言えば、候補者は3分で心ある有権者を説得できるのです。
「就活」組の問題点。それは、政治家としての原点が不明確だということです。
http://blogs.yahoo.co.jp/shikokunohoshijp/49569637.html
補足:
民主党若手にみられる、“「就職」が自己目的となり、就職のためには「大義」を捨てる”という体質を言い当てている、鋭い指摘。なるほどなと思ったので、貼り付けておく。
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