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http://news.goo.ne.jp/article/kobe/region/T20090503MS02536A.html
もしも被告にー裁判官の裁判48%希望 兵庫県内調査
2009年5月3日(日)11:43
憲法記念日に合わせ、神戸新聞社が兵庫県内の三百人に、自分や家族が刑事事件の被告になった場合、どのような裁判で判断してほしいかを尋ねたところ、約五割が裁判官だけの裁判を希望していることが分かった。また、裁判員を務めたくないと考える人も七割近くを占めた。憲法はすべての被告に、公平な裁判所で迅速に公開裁判を受ける権利などを規定。二十一日に始まる裁判員制度は、国民の司法参加で民主的な裁判を進めるのが狙いだが、実施目前でも戸惑いは強い。
■裁判員「消極派」は7割
アンケートは、四月二十七日から四日間、街頭などで聞いた。被告になって受けたい裁判は「裁判官だけ」が48・3%で最も多く「裁判官の裁判と裁判員の裁判の選択制」35・0%「裁判員裁判」13・3%の順だった。
裁判官の裁判を希望する理由は「法律の知識や裁判の経験が乏しい市民に公正な判断ができると思えない」や「裁判員は被害者感情や法廷の雰囲気に流されるのでは」などの回答が多かった。また「裁判官は前例に縛られる」と裁判員裁判を求める声もあった。
司法関係者の信頼度を聞いたところ、裁判官は弁護士や検察官、警察官より20ポイント近く高い73・3%。裁判官への信頼の高さが、従来裁判を支持する背景になっている。
裁判員として参加する意向は「務めたくない」が37・3%、「どちらかといえば務めたくない」が30・0%に上った。昨年五月と十一月に実施した調査でも同様の傾向で、制度実施が近づいても、慎重派が多数を占める傾向が続いている。務めたくない理由には「専門知識がない」「重大判決にかかわりたくない」が目立った。
また二十一日の制度スタートについては「予定通り実施すべき」35・3%「延期すべき」28・7%「分からない」36・0%と分かれた。「制度の中身が十分知られてない」、「議論が十分に尽くされてない」ことへの懸念が「延期すべき」につながった。
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