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・森田実/2009.5.7(その2)
《「民主党の危機」の研究D》政党の独裁化・上意下達・官僚化の根本原因は「小選挙区制・二大政党・政党助成金」にあり
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C05321.HTML
今日の政党とくに民主党の独裁政党化の重要な原因の一つは、小選挙区制度にある。
1989年にリクルート事件で追いつめられていた竹下首相が下した決断が「小選挙区制」への選挙制度の変更だった。これを細川護煕氏や羽田孜氏や小沢一郎氏が引き継いだ。そして最後に自民党と社会党がこれを受け入れて、実現した。1993年から94年にかけての政治的混乱の中で、小選挙区制は導入された。それから十数年、政権交代は起きなかった。最大の原因は自民党と新進党・民主党の間に政治理念、基本政策において大きな違いがなかったことにあった。
日本の政治家や政治記者は米英の選挙制度を真似れば、政権交代が可能になると思い込んでいたが、同じことは起きなかった。米英には二大政党制を可能にする社会的条件(階級制度)があるが日本にはない。二大政党制をつくっても政治理念がほとんど同じであれば意味がない。日本では、もともと政治的に意味のないことをしたのである。無理な二大政党化により、政党は官僚化し独裁化した。これが、日本の政治を劣化させた。政党の独裁化により、人材が希薄になった。政治が劣化した。(つづく)
・小沢一郎氏の基本的な政治スタンスは新保守主義・新自由主義である@A/森田実
http://www.asyura2.com/09/senkyo62/msg/556.html
投稿者 仁王像 日時 2009 年 5 月 04 日 15:57:27: jdZgmZ21Prm8E
・小沢一郎氏の安保・外交政策は本質的にはネオコンと同じであるB/森田実
http://www.asyura2.com/09/senkyo62/msg/671.html
投稿者 仁王像 日時 2009 年 5 月 07 日 12:49:45: jdZgmZ21Prm8E
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