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・森田実/2009.5.5(その1)
《「民主党の危機」の研究B》小沢一郎氏の安保・外交政策は本質的にはネオコンと同じである。麻生首相もネオコンと同じである。二大政党制の存在意味が問われている
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C05316.HTML
小沢一郎氏の安保・外交政策の特徴は「国連中心主義」である。国連決議があれば、憲法第9条が禁止してきた集団的自衛権を行使できるとの立場である。国連決議さえあれば、日本は「普通の国」となって普通の国と同じ軍事行動を行うことが可能だと主張している。
だが、日本は国連安保常任理事国として拒否権をもっている国ではない。国連では米、英、仏、露、中の5カ国が拒否権をもっている。国連決議があれば、なんでもするという小沢一郎政権が登場したとき、日本は、国連安保常任理事国(5カ国)に、日本の主権を委ねるようなことになる。これはきわめて危険なことである。
小沢代表は、自分が政権をとり、安保・外交政策を決定する立場に立ったら、アフガニスタンのISAF(国際治安支援部隊)に参加する、と明言している(『世界』2007年11月号)。小沢政権を樹立することは、日本の自衛隊がアフガニスタン戦争に参加することを意味する。これで本当にいいのか、と言いたい。
小沢一郎氏と麻生太郎首相との間には国連中心主義か日米同盟基本かの違いはあるが、基本的には、ともにネオコン(新保守主義者)である。二大政党の安保・外交政策にほとんど違いがないとすると、二大政党制の存在する意味がなくなる。われわれ日本国民は、いま、「小選挙区・二大政党制」という政治システムを導入したことがよかったのか、悪かったのかを根本から問い直さなければならない時に直面している。(つづく)
・イラク派兵への道をつけたのは自民党時代の小沢一郎である
http://www.asyura2.com/09/dispute29/msg/208.html
投稿者 仁王像 日時 2009 年 3 月 14 日 20:56:45: jdZgmZ21Prm8E
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