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アメリカで911の直後に起こったタンソ菌テロで、その菌の遺伝子解析の結果、アメリカ軍保有のもの由来であったと分かったこともある。
今回の豚インフルエンザで問題なのは、感染源が全く分からないことと、感染源にいるはずの豚、つまり、人インフルエンザと鳥インフルエンザ、そして、豚インフルエンザが体内で交雑したとされる豚が見つかっていない点だ。その豚は、豚自身としては、風邪のような症状を呈しているだけで死にはしないので、そのままある意味、飼い続けて出荷さえ出来てしまう。しかし、問題は、交雑したウィルスが他の豚に感染して、ウィルス自体が強毒性に変化する機会を増やしてしまうことだ。
もっとも、その豚が、どっかの国の軍隊で管理されているのなら、見つけることは困難であることは確かだ。今回、全く感染源が確認されないのは、何も、感染源がアメリカの養豚大手企業であるようだと言うことだけでなく、果たして、本当に、今回の豚インフルエンザウィルスが、自然に豚の体内で交雑したかどうかが感染豚が特定されると、いろいろな意味で分かってしまうからではないだろうか。
インフルエンザウィルスの株の特定、つまり、ソ連であるとか香港であるとか名前が付いていることからも分かるように、かなり細かく今までの系統図、交雑の関係の確認が出来るはずなのだ。
いったい、今回の豚インフルエンザのウィルスは、どんな系統に属しているのか、それを確認するべきだ。そして、この確認は、ウィルス自体があれば出来るのだから、WHOが率先してやるべきだと思うが、それをやっている形跡はない。
ともかく、少なくとも、今回の豚インフルエンザの感染源を特定する必要がある。 そうしないと、もっとひどい毒性をもった豚インフルエンザが今秋にでも出てくることはほぼ目に見えている。
また、豚インフルエンザの検疫体制はおかしくないだろうか?飛行機の中に10時間以上は閉じ込められてアメリカ・メキシコから日本に来るのに、日本についてから体調についてのアンケートをやったり、体温測定やインフルエンザの簡易検査をすると言うのはおかしくないかと言うのだ。
もし、感染者が乗っていたら、日本についてからそれが判明しても、飛行機内はほぼ密閉空間だから、乗客のかなりの割合の人に感染してしまう。しかも、そういった人たちは感染初期だから、感染の有無が分かるまでに10日間ほどの時間がかかると言う。ただ、まあ、今後、遺伝子解析の技術が応用されて、感染初期でも短時間で豚インフルエンザ感染を判定できるようになるのかも知れない。
4月30日にアメリカから帰国した日本人の20代の女性の場合は、簡易キットでインフルエンザ感染が確認され、女性はA型かどうかの検査を今隔離環境で受けているという。そして、機内で女性の周囲に座っていた12名の方も様子を見るために隔離されていると言う。しかし、なぜ、12名なのか?まさか、この時期の国際線で乗客が数十名と言うことはあるまいから、周辺と言っても、ほんとに隣り合わせに乗っていた人だけを隔離しているはずだ。そんなことで日本に侵入することを防げるだろうか?
ただ、ともかく、なぜ、飛行機に乗る前に、体調検査をしないのかと言うことだ。各国政府が、自国の国際線飛行場に、赤外線の体温検知器を置き、体調がおかしい人については、搭乗を延期させ、その場で隔離し、豚インフルエンザ感染についての検査を受ける。もし陽性なら、それ専用の機で帰国させるか、その国の政府が面倒を見て自国の病院に入院させる。費用の問題があるのなら、その人の国籍のある国が国費で面倒を見るようにすれば良い。
そもそも、飛行機が着陸してから問診票を渡してアンケートの記入とかもおかしい。着陸前20分ぐらいに機内で配って記入することにすれば良い。
今のような検疫の体制は、舟で数ヶ月かかって外国へ行っていた時代のものであり、10時間かそこらでアメリカから帰国できる時代には合わないと思う。
少なくとも、アメリカはメキシコとの国境を封鎖していない様子だから、アメリカとメキシコは豚インフルエンザについては一体であり、共同責任を負って、飛行機搭乗前に、体温測定、疑わしい場合はその場でインフルエンザの簡易検査ぐらいはするべきではないか?
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