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森田実/2009.4.27(その1)
《「海賊対処法案」民主党への重大な疑問@》4月23日の衆議院海賊・テロ特別委員会における長島昭久民主党議員の質問は与党議員と同じではないか。長島議員を最終質問者にした民主党執行部は何を考えているのか?
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C05295.HTML
4月23日の衆議院海賊対処・テロ防止特別委員会における民主党の平岡秀夫議員と長島昭久議員の質問をテレビで聴いた。
二人の議員は対照的な質問をした。平岡秀夫議員の質問は野党議員らしい政府に対してきびしく対決する質問だった。平岡議員は「はじめに自衛隊派遣ありき」の麻生首相をきびしく批判し、「第一義的な任務は海上保安庁にある」ことと、武力紛争に巻き込まれる危険性を鋭く指摘し、憲法第9条を守ることを強く求めた。力強い質問だった。
ところが最後に登場した長島昭久議員の質問は「ほとんど与党議員のごとき質問」だった。民主党執行部が、ソマリア沖への海上自衛隊の派遣を主張しつづけ、海賊対処法の事実上の生みの親である長島議員を最終質問者に起用したのは、「民主党は本心では海賊対処法案に賛成だからではないのか」との疑念を抱かせるものだった。「本心では賛成しながら、反対のポーズをとっているだけではないのか」――多くの国民がこう思ったのではないか。私もそう感じた。民主党執行部と長島議員に異議があれば、言ってきてください。(つづく)
森田実/2009.4.28(その1)
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C05298.HTML
《「海賊対処法案」民主党への重大な疑問A》政府の「海賊対処法案」を推進する長島議員をバックアップしている民主党執行部の「ホンネとタテマエ」の使い分け
4月23日の衆議院海賊対処・テロ防止特別委員会で麻生首相は、民主党の平岡秀夫議員の質問に対し、こう発言した。
「昨年10月の国会において、長島議員の質問を受けまして、政府部内においてソマリア沖の海賊対策を検討したらどうだという話を私の方から与党に…(中略)…検討してもらった結果…自衛隊による対処に可能性…を提示した…」
麻生首相は、長島昭久民主党衆議院議員があたかも「海賊対処法案の生みの親」であるかのごとき印象を与える発言をしたのだ。複数の自民党幹部は「海賊対処法案は、民主党の長島昭久議員の提唱による」と発言しているという。民主党執行部は、この長島昭久議員を民主党の最終質問者に起用した。民主党議員の一人は「この問題は最終的には小沢一郎代表に一任された上での決定である」と語っている。民主党執行部は長島昭久議員を支持したと考えざるをえない。これが事実だとすると「ホンネとタテマエ」の使い分けにしても、度が過ぎている言わざるをえない。(つづく)
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