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2009年4月29日(水)鈴 木 宗 男
http://www.muneo.gr.jp/html/diary200904.html
昨日、神奈川県相模原市で街頭演説、遊説をしていると、多くの人から「信念を持って発言している小沢一郎さんを守って下さい」「今、腹の据わった政治家がいません。小沢さんのぶれない姿勢が大事です」「鈴木さん、小沢さんを応援してあげて下さい」といった女性の声、メッセージが寄せられる。
小沢さんは女性の支持が少ないと言われるが、どうして、昨日は圧倒的な女性の小沢シンパコールであった。こうした一般人の正直で素直な想い、声を大事にしていきたい。
その小沢代表は昨日の記者会見で企業献金、団体献金の「即時全面禁止」を改めて示された。とてもわかりやすい、タイムリーな発言である。
企業・団体献金を法律の範囲内で受け取っていると言っても、金額の大きさ、透明性の観点から、多くの国民は納得していない。小沢代表の即時全面禁止発言の背景には、「法には触れていないが多額の献金を戴いてきた甘えの構造、惰性の政治を断ち切ります」という、国民へのお詫び、反省、説明責任が込められていると私は受け止める。
この小沢代表の発言を重く受け止め、民主党は連休明けにも企業・団体献金禁止を党として即刻決めるべきである。そうすることが国民の政治不信を払拭し、国民の目線にあった民主党として理解されることに繋がるのである。岡田克也民主党政治改革推進本部長のリーダーシップに期待したい。岡田さんの将来にも関わる話である。
昨日の代表質問で政治献金に関連したものが、今日の朝日新聞5面に載っているので、その部分を掲載したい。
○ 公明・浜四津敏子
一部の政治家が迂回献金の手口で企業から多額の献金を受けた容疑で、秘書が逮捕・起訴された。法律の網を巧みにくぐり抜け、開き直る政治家の態度こそ政治不信につながっている。
○ 麻生首相
政治家にはその地位にふさわしい義務と責任がある。政治家ひとりひとりが国民から疑念を持たれることのないよう、政治不信を招くことのないよう行動する責任がある。
浜四津先生の質問は良い質問だが、自民党に聞いた方が良かった。自民党の政治資金の受け皿に国民政治協会がある。ここが迂回献金の最大の温床である。
日本歯科医師政治連盟の事件が一番わかりやすい。『市場検察』(文藝春秋発行 朝日新聞記者 村山治著)という本を読まれることをお薦めしたい。
麻生首相は「企業・団体献金の自由を認めて然るべきだし、禁止というのは私には理解できない」と記者団に述べ、更に「企業も社会の中において民主主義のコストを払うべき立場にある」と、献金の意義を説明したと毎日新聞5面に出ているが、的がずれている。
企業・団体献金の透明性がどこまで担保されているのか。国民は政治資金の透明性の低さに不信、不満を抱いているのだ。特に、国民の税金を戴く政党助成金を導入する際、「将来企業献金はなくします」というのが約束だった。時間が経って、喉元過ぎれば熱さを忘れるではいけない。もっと真摯に受け止めるべきではないか。
私は企業・団体献金を禁止し、政党助成金の廃止を強く主張していく。今も私は企業・団体献金は受け取れないし、政党助成金にも該当しない。心ある皆さんの個人献金とパーティー収入で、何の問題もなく新党大地を率いて政治活動をさせて戴いている。
濡れ手に粟、もらって当たり前の感覚から、お互い意識改革をしていこうではないか。
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