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【安倍晋三夫人出自の森永「砒素ミルク」大量乳児虐殺事件で
政府が用いた八百長審査を持ち出す麻生ペテン政権】
臓器移植法 第4案を微修正 「第三者機関で審査」追加
目下、政府は重体の乳幼児に「脳死」ブランドを貼り付けて臓器の
刈り取りを合法化する、生体解剖法案の国会通過をもくろみ、
必死の画策をつづけている。
★ ★ ★
「もしオレが死にかけたら、さっさと“もう死んだ”ということにして、
オレの死体をアンタの好きにしていいよ」
「脳死」臓器移植の法制度の本質は、要するにそういうことである。
活きのいい臓器(ナマモツ)が欲しい人たちは、そこに「命のリレー」
などというメロドラマ的なレトリックを被せて、臓器刈り取りを美化し、
この“共食い”活動の本質を隠蔽して宣伝するばかりだ、
しかし、生前の遺言(=リビングウィル)で、
「もしオレが死にかけたら、さっさと“もう死んだ”ということにして、
オレの死体をアンタの好きにしていいよ」
と他人に実質的な嘱託殺人を依頼し、この遺言者自身にとって
一種の「自殺」に他ならぬ死に方を社会に認めさせ、のみならず
従来なら「死体損壊」罪になるような「遺体」の処分法までをも
他人に依頼することが「合法化」されるのは、その目的が
「臓器移植」という美名により「公共の福祉にかなっている」と
世間が認めるからである。
このように嘱託殺人による「生体解剖」自殺や、遺体の経済的
利用が認められるのなら、原理的には次のようなリビングウィルも
認められることになろう━━
「もしオレが死にかけたら、さっさと“もう死んだ”ということにして、
オレのチンポコを焼酎漬けにして強壮酒を造って売ってくれ」
ふざけた主張と思われるだろうが、「脳死」臓器移植「制度」の理論的
本質は、そういうことなのだ。
「公共の福祉」ってやつは、世の中の移り変わりでどうにでも変わる。
たとえば戦争や飢饉で、「障害者」や「病人」や「老人」などが、
「全体社会」の「足手まとい」になる事態が訪れれば、社会の側は
「公共の福祉」の名のもとに、そうした人々やその家族に、
こんな要請を突きつけるだろう━━
「もしアンタが死にかけたら、さっさと“死んだ”ことにして、
ていねいに葬りますので受け入れてください」
おそろしいことだが、現実の歴史は、このように歩んできたのだ。
余裕のある時代にどんなにキレイゴトを喋っていても、一旦、
余裕のない時代が訪れたら、そういう冷酷な状況を、弱い人たちに
押しつける。 それがリアル社会の現実である。
だからこそ、倫理的な原則というのは、その時々の移ろいやすい
時代状況に負けて、曲げてしまってはいけないわけである。
その時々の世論に負けて、殺人を正当化したり、政策化しようと
発言する学者や知識人なんて、言葉の真の意味において
「曲学阿世の徒」に他ならないのである。
★ ★ ★
……ところで、以上の議論は、これまではまっとうな判断力を
もった(or もっているハズの)オトナに対して、自らの意志で
遺言(リビングウィル)を残して、嘱託殺人による「生体解剖」を
「脳死」という名目で認めさせる、という法制度についての
ものであった。
日本では20歳未満は「成人」として認められておらず、
オトナとしてのまともな判断力は、社会的に、期待されていないし、
そうした判断力にもとづく「権利」も、「未成年」には認められていない。
まして15歳未満のコドモは、財産処分などの民法上の権利を認められていない。
にもかかわらず、臓器移植刈り取りを目論む「脳死」マフィアは、そうした
無権利状態の人間を、堂々と殺して、生体解剖して、その臓器を
奪うことを合法化しようとしている。 家族の同意があれば、それを
認めようというのである。 家族は、うっとうしい無権利者の
殺生与奪をきめる“権限”を持つことになる。
児童虐待が日常化している日本で、そういう法制が創られつつあるのだ。
これは社会の道徳的秩序を根本から破壊する、恐るべき法制である。
にもかかわらず、いま麻生政権は、これを無理矢理に施行しようとしている。
当然、社会的に許されるものではない。
そこで臓器刈り取り「脳死」マフィアが持ち出してきた策略が、
「第三者機関を設置して、キワドイ審査はそこに任せる」というペテン策
である。
★ ★ ★
加害者と被害者の「紛争」を「解決」するペテン的煙幕として
「第三者機関」なる仕掛けが繰り出された事例は、私の知るところ
「森永砒素ミルク事件」が最初ではないかと思う。
(参考:砒素ミルク中毒事件
http://d-arch.ide.go.jp/je_archive/society/book_unu_jpe5_d04.html )
森永乳業が、ヒ素の混入した粉ミルクを大量販売して、それを飲んだ
乳幼児、1万数千人が犠牲になった、恐るべき事件であった。
日本は、半世紀前に、そういう大事件、大量虐殺事件を起こしている。
この企業犯罪は、歴史から永久に消えることはない。
当時、被害者乳幼児のの母親たちは、加害者の森永乳業に損害賠償や
医療保障を求めて大規模な陳情を行なった。 だが突然、政府厚生省が
話に割りこんできて、「第三者機関をつくって両者の言い分を調整して
円満解決してあげます」と甘い言葉でささやいた。 被害者側は、オカミの
お裁きに期待をかけたのだが、「第三者機関」のメンバーは森永寄りの
御用学者や御用文化人どもだった。 ……かくして加害者・森永よりの
裁定が出されて、被害者たちは分断され、泣き寝入りしたのだった。
「森永砒素ミルク」事件は、
政府が持ち出す「第三者機関」のペテン師・煙幕的な本質が、歴史の上に
刻まれた、忘れてはならない事件なのである。
……ちなみに、安倍晋三の妻・昭恵は、森永の経営者の娘である。
電通OLを経て、安倍ファミリーに永久就職したのである。
「森永砒素医ミルク事件」が起きた1955年当時、岸信介は誕生した
ばかりの自民党の初代幹事長だった。
55年後の今、乳幼児「生体解剖」合法化策動を押し進める自民党。
その自民党が打ち出した乳幼児「脳死」臓器刈り取りを支えるための
「第三者機関」構想。 そして「第三者機関」のペテン師的本質を
堂々と発揮して、日本史上まれにみる乳幼児大量虐殺事件となった
「森永砒素ミルク事件」の加害者のファミリーが、今、岸信介や
佐藤栄作につながる閨閥を連なっている事実……。
おそろしい国である。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090425-00000118-san-soci
臓器移植法 第4案を微修正 「第三者機関で審査」追加
4月25日7時56分配信 産経新聞
自民、民主両党の衆院厚生労働委員会筆頭理事らを中心に検討していた第4の臓器移植法改正案の全容が24日、明らかになった。現行法の枠組みを維持したまま、現在提供が認められていない15歳未満については「家族の同意」と「第三者機関の審査」で臓器移植を可能にして、年齢制限を撤廃する。
改正案をめぐっては、すでに3案が国会に提出されているが、それぞれの支持者の間で賛否がある。これまで議論されていた第4案を微修正し、国会議員の幅広い支持を得るため、現行法を骨格とする案にとどめた。
取りまとめにあたった自民、民主の幹部に加えて、公明党幹部も、「この案なら支持できる」としている。
現行法は、臓器提供をする場合に限り「脳死を人の死」として、脳死での臓器提供は、「本人の書面による意思表示」と「家族の同意」が必要で、提供は15歳以上に限られている。
第4案では現行法の枠組みを前提に、子供への移植を可能にするため、「家族の同意」と「医療機関の倫理委員会など第三者機関の審査」で15歳未満から臓器提供をできるようにする。第三者機関の審査は、提供する子供に虐待など不審点がないかを判断する狙いがある。
第4案は当初、年齢制限を撤廃して家族の同意のみで臓器提供を認める「A案」を軸に、脳死判定基準を厳格化する「C案」との折衷案が想定されていた。しかし、連休明けにもWHO(世界保健機関)が海外渡航移植自粛の新指針を議決する見通しであるため、15歳未満の部分のみ修正することでまとまった。
ただ、子供のみならず成人も含んだ臓器提供不足の解消につながるかは不透明で、臓器不足の根本解決を目指そうとする立場の人たちからは反発が予想される。
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最終更新:4月25日8時19分
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