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憲法審査会規定と海賊法案、突然の強行予定に抗議する
政治 / 2009年04月22日
麻生政権と自民・公明連立与党が強気になってきている。安倍政権の時に、17回も繰り返した強行採決の嵐に国民の批判が高まり、とりわけ「憲法改正を国民に問いたい」とした安倍政権の姿勢に対しての審判の意味もあった07年の参議院選挙で与党が惨敗したことで、「憲法・国民投票法案」に書き込まれた憲法審査会は2年にわたって設置されていない。これを、明日になって小坂議員運営委員会委員長が与野党合意なしに「憲法審査会規定」をつくることを表明した。私たちは、もちろん反対するが、もうひとつ審議が始まったばかりの海賊法案も明日で審議を打ち切って、一方的に採決するという情報も入ってきた。海上自衛隊派兵を既成事実化して、同じ日に改憲手続法の憲法審査会も力づくで設置をするというひさかたぶりの「巨大与党」の手法だが、日本の未来を暗示しているではないか。
今日の海賊・テロ特別委員会で45分質問をした。その中で、日本がソマリア信託基金に1992年(平成4年)に拠出をした1億ドル(129億円)以外に、国連その他の機関に日本政府はいくら拠出をしましたかと問うたが、「1億ドル以外にありません」(外務省総合政策局長)という答弁だった。これは、真っ赤な嘘だった。昨日のブログで書いたように、外務省は法令上の根拠をもたない外国為替運用を巨額の国連分担金・拠出金で行っていて、1993年(平成5年)の決算書を見ると360億円の予算額に対して、実際に国連に支払ったのは333億円で差益の27億円が「国連ソマリア活動等にかかる分担金」という名目で「流用」されている。
「これは何に使ったのか」と大きな声で聞いても、「突然の質問なので……」とシラを切る。これも真っ赤な嘘である。こういうこともあろうかと思って昨夜、文書で外務省に質問項目を渡してあるのだ。
(質問項目)
1、国連決議をへてソマリア信託基金がつくられた。日本政府は「1億ドル」の拠出を決めるなど積極的な対応をしたと聞くが、ソマリアにかかる国連の活動、及び米国を中心とした統一タクスフォース等の活動に総額いくら支出をしたのか。(外務省総政局長)
これを読めば、外務省は「信託基金1億ドル以外は知らないようだから隠しておけ」との意図だったのか、または準備不足のためなのか答弁を用意してなかったということになる。流用額は、27億円だぞ。しかも、ソマリアが安定していないから
海賊が出没しているのは周知の通りだ。かつて、日本政府が「ソマリア復興」のために早々と1億ドル(129億円)を拠出した以外に27億円を為替差益で出して、これもソマリア対策にあてた。何に使ったのかを報告もしないで、海賊法案の強行採決など許されるものではない。
今日は、裁判員制度を問い直す議員連盟の第3回勉強会が開かれた。自民党・民主党・社民党・国民新党から17名の議員が参加、代理出席も17名でメディアも多数来た。裁判員制度の施行凍結に向けて全力をあげることを確認し、連休前にも具体的な法案提出の道筋をつけることを確認した。
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