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民主党の鳩山幹事長が17日にインタビューを受けたニコニコ動画で、「日本列島は日本人だけのものじゃない」と発言しました。
彼の言い分は、「日本人はもっと広い度量を持って、外国人を受け入れてはどうか」という主旨のようですが、あまりにも世界の現実を無視した発言になっているように感じます。
外国人参政権の問題を受けての発言のようですね。
アメリカ合衆国などを例に挙げて、「日本も広い度量で・・」とのことですが、アメリカは日本ほど寛容ではないと思いますが。
軍役の義務とか、合衆国に忠誠を尽くす義務が問われるはず。日本のように、その信念も歴史感も天皇制も問わないで帰化とか参政権を与える国ではないはずです。
日本人が好む「性善説」は、一般国際社会では通用するものとも思えません。世界は「性悪説」の方が強いはずです。
鳩山幹事長の発言は、政治家の感性ではなく宗教家の感性に近いものではないでしょうか?
世界の国々にはそれぞれの事情があって、外国から有能な人材を受け入れようとしています。
ですから知識人などは受け入れたいでしょう。しかしそうでない人々に対しては厳しいはず。
日本の制度を見ていますと、有能な人材ではなく「生活しやすく我が侭が通り、うまくすれば公費で食っていけるから・・」という日本人になりたい人が集まりそうです。
鳩山氏の述べる理想は、日本の妄想平和主義に酷似しているのではないでしょうか?
彼の言う「度量」というものは、いざとなったら命がけで対処する心の準備が出来ていて、初めて取ることの出来る態度。
もし自分の判断が間違っていたら、相手を殺して自分も責任を取る覚悟があって、はじめて口にしていい言葉ではないでしょうか?
鳩山氏のこれまでの政治姿勢を見ていて、それを感じさせるようなものは無い様に思います。
かつて、共産党は武力革命を示唆しておりましたし、自民党の岸信介首相は暴漢に刺されております。社会党の浅沼委員長も右翼の青年に刺され殺されました。
暴力を肯定するわけではありませんが、政治家とは本来このような危険な環境の中にある職業であるはずです。(だから政権を取ればSPが付きます)
このような緊張感のある政治家が居なくなったこと自体、日本の危機を感じるのですけど・・・
「日本列島は日本人だけのものじゃない」というのであれば、「アメリカはアメリカ人だけのものじゃない」とか「ロシアはロシア人だけのものじゃない」と言えるのでしょうか?
彼らにそういって、選挙権を要求してみればすぐに判ることと思いますが。
職業に就いたり、納税をしたり、土地を買って住み着いたりしても、それだけで選挙権など与えていいものでは無いと思います。(それが地方参政権であっても・・・)
尖閣列島が中共のものなのか、台湾のものなのか、日本のものなのか、政治家が問うべきことはこちらの方であるべきです。
北方領土の問題とか竹島の問題、その他多くの領土問題があります。
民主党の鳩山幹事長は、このような問題と本当に真剣に取り組んでおられるのでしょうか?
選挙権というものは、命がけで手に入れるものということが、判っておられるのでしょうか?
鳩山幹事長の真意と、政治家であることの意味を問いたいと思いますが・・・ >>
(コメント)
若いというか、ここに来て民主党に政権をとらせないための自爆発言というか。総選挙までにみんな出せばいいのです。小沢代表にしても、何故公明党、創価学会に甘いのかだ。誰が本当に日本のことを考えているかです。有権者に正しい選択をさせましょう。
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