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2009/4/19 10:00
http://netallica.yahoo.co.jp/news/74741
「自民党支部長」なのに「無所属」と偽っていた千葉県の森田健作知事(59)が市民団体から公選法違反(虚偽事項の公表)で告発された。市民団体側は15日県庁で開いた会見で、「(森田の)マニフェストには『小さな犯罪も見逃さない』と書いてある。ご自分はどうなんだ」と怒り心頭だったが、会見中に驚きの新事実が明かされた。実は森田自身が、かつて公選法でライバルを告発していた“過去”があったのだ。この男、相当の鉄面皮である。
●「鉄面皮」を物語る9年前の告発騒ぎ
市民団体の説明によると、森田の告発騒動が起きたのは2000年の総選挙。東京4区(大田区の一部)から、今回と同じ「無所属」で立候補していた森田は、対立候補だった公明党の遠藤乙彦・現衆院議員を検察庁に告発した。
「森田氏の陣営は『遠藤議員が西野善雄・前大田区長の名前を勝手に選挙公報の推薦人にしている。極めて選挙が不公正になる』と訴えたのです」(市民団体を支援する千葉県議の大野ひろみ氏)
森田は、遠藤候補が当選目的で虚偽の事実を載せたとして、「公選法235条違反」を主張。「(選挙公報の)回収が難しいのをいいことに計画的、意識的にやったとしか思えない。やり得で許されるのか」と叫んでいた。
いやはや、マンガではないか。そのセリフをそっくりお返ししたい。自民党
支部長を務め、自民党員そのものなのに、法定ビラに「完全無所属」と記載した森田は、9年前の告発騒動を忘れたのか。二重の悪質さだし、健忘症なら知事も失格だ。
「告発状の多くは、地検の担当事務官が『ハイハイ』と言って受け取るのが普通。だが今回は、刑事部長自ら対応したというから、地検もそれなりの誠意を示したということです。西松違法献金事件で民主党の小沢代表だけやって、非難されている検察だから、麻生政権に直接関係のない森田知事を追い詰め、“バランス”を取るかもしれませんよ」(千葉県政事情通)
過去には、94年に新間正次元参院議員(愛知県選挙区)が学歴詐称で起訴されて失職、04年には同様に学歴詐称で古賀潤一郎元衆院議員が議員辞職したケースがある。
告発を受けて、県庁内で記者団にマイクを突きつけられた森田知事、「エヘヘ」と笑って小バカにしていたが、この厚顔が命取りになりそうだ。
(日刊ゲンダイ2009年4月16日掲載)
2009/4/19 10:00 更新
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