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アジア記者クラブ5月定例会
■なぜ日本は戦略思考に弱いのか、迷走する安全保障政策を検証する
■5月15日(金)18時45分〜
■文京区民センター(3C会議室)東京都文京区本郷4-15-14 都営地下鉄春日駅すぐ
■参加費:会員・学生1000円、ビジター1500円、ワーキングプア(自己申告)1000円
■先着60名
■孫崎享さん(元外務省国際情報局長、元防衛大学校教授)
「『同盟関係』と言うが、実態は米国が重要な案件を『一方的に決めているだけ』」とは守屋武昌元防衛事務次官の発言である。これほど現在の日米関係を正確に表現した言葉はない。このことは、「米国の戦略を十分に理解しないで米国の戦略に乗っかっていく日本という流れ」(右新書)とぴったりと一致するからだ。5月定例会では、『日米同盟の正体〜迷走する安全保障』(講談社新書)を上梓されたばかりの孫崎享さんをゲストにお招きします。孫崎さんは、とくに1980年代から米国の対ソ包囲世界戦略に自衛隊の戦力を必要としたことから、日本に戦略思考が欠如していたことを徹底的に利用した上で、シーレーン防衛という一見経済権益活動の擁護を行うかのような戦略を打ち出したことに統幕議長はじめ、日本側の誰も気づいていなかったと指摘。こうした相手の戦略を見抜く視点がないことが、今日の「事態の本質を見極められず、米国の表面上の説明を鵜呑みにするという対応」に終始させてきたのだと孫崎さんは警鐘を鳴らす。その結果、イラク問題、アフガニスタン問題でも同じ轍が踏まれてきたのだという。さらに、孫崎さんはオバマ政権による自衛隊のアフガン派兵要請は規定路線になっていることにも言及している。戦略なき日本外交は日米同盟の名の下に、どこに向かうのか。5月定例会では、9・11の謎の背後にある動き、なぜイラク戦争が継続されるのか、も含めて日本外交、日米関係のあり方について戦略的な視点からお話していただきます。
孫崎享(まごさき・うける):1943年生まれ。東京大学法学部中退。外務省入省。英国陸軍学校ロシア語終了。情報調査局分析課長。在カナダ大使館公使。駐ウズベキスタン大使。国際情報局長。駐イラン大使などを歴任。02年から今年3月まで防衛大学校教授(危機管理論、政策過程)。『日本外交 現場からの証言』(中公新書)ほか。
※予約の必要はありません。
※記者職でない方でもどなたでも自由に参加できます。
※会場へのお問い合わせはご遠慮ください。
※お問い合わせはアジア記者クラブ事務局まで。
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