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反戦塾: 続・社民党に与う
海賊法案に対する社民党の対応が毎日新聞にでていた。以下は同党幹部の発言内容である。
・日森文尋国対委員長・「民主案は与党案よりもずっと中身がいい。しかし、自衛隊が出ることには(党内に)伝統的な(反対)意見もある」
・福島瑞穂党首・「政府案には大反対。それを修正してどうなるか」
過去には、土井委員長の「駄目なものは駄目」という有名なせりふがある。当塾としてなにか記事にしたいと思ったが、どう考えてもため息がでるばかり。そこで、手抜きで気がひけるが、前の記事に飛んでいただいてお茶をにごす。
http://hansenjuku.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/post-7e22.html
反戦塾: 社民党に与う
先月末開かれた社民党の全国代表者会議で、民主党との連立に反対意見が相次ぎ、「せいぜい閣外協力。下手をすると、今度は党がなくなる」という声(朝日新聞)が続出したという。護憲を重要な柱とする同党からすると、当ブログ(民主党の防衛政策、「小沢安保」を示せ)でも取り上げた小沢発言などとんでもない、ということらしい。
政権維持に汲々とする自民党の姿は見苦しい。しかし、長期低落に甘んじ日本の政治に影響力を失った現在、なお、党の存続だけを願う党員の方も負けずに見苦しい。すくなくとも自民党には55年体制から脱却しようとする活力があった。
しかし社民党は、小泉首相が衆院で与党3分の2の勢力を確保し、安倍政権で集団的自衛権や改憲に筋道をつけようとした勢いに対して、なんら有効な手だてを示せなかった。参院選で改憲勢力が3分の2になったら、という危機感も持たなかったのだろうか。
私は一昨年春、予定されている参院選を前にして、ブログでも有名な同党議員に、同党の候補者がいない選挙区では、護憲を公約する他の議員の推薦か支持をするよう、しかるべき人に取り次いでほしい旨封書でお願いした。
これに、返事はおろか受け取ったという連絡もなかった。私はかつて労組専従役員の経験があり、党員ではないが同党候補者の選挙活動を手伝い、選挙区内に同党の候補者があれば必ず投票してきた。だが選挙民の期待に応えられない議員や政党には存在価値がない。
同党には、日米安保を是認し自衛隊の存在に合憲の判断を下した村山元首相が、社会党の衰退をもたらした、という考えが強いらしい。しかし村山談話など彼が残した実績がその後の政府を牽制し、一時極度に悪化した中国・韓国との関係も破綻から守ったということを忘れてはならない。
社民党が本気で憲法を守ろうとするなら、どうして真剣に民主党とつっこんだ政策論争をしないのか。また、自衛隊や安保条約に対する考え方も、村山首相を否定することだけでどうやって日本の国政を担えるのか。第7艦隊にしろミサイル防衛にしろ核にしろ、口にすることさえけがらわしいという考えを持っていないか。
社民党に望むのは、3分の1の壁を破れなかった冷戦時代の旧社会党に先祖帰りをすることではない。たとえ議員数がすくなくとも、改憲指向議員を説得できるだけの安保問題の素養を高め、他党の同調者を一人でも多く獲得することではないか。少数で孤独を守るひきこもり党なら、党員が心配するようになくなってしまった方がいい。
http://hansenjuku.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/post-6061.html
− コメント −
社民党は、雨宮や保坂を党首にするくらいの自己改革が必要だと思う。
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