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2009/4/14 10:00
http://netallica.yahoo.co.jp/news/74023
●「検察批判封じか」との憶測も…
「なぜ、この時期に」――。現場の検察官からも疑問の声が上がった。東京地検特捜部の佐久間達哉部長が、10日夜に開かれた検察と司法記者クラブとの懇親会に出席したというのだ。
特捜部は現在、西松建設事件をめぐる二階経産相ルートへの着手が取りざたされている真っ最中。そんな折、陣頭指揮にあたる人物が報道陣と酌を交わせば、当然、さまざまな憶測を呼ぶ。
事実、懇親会の直前まで「小沢捜査をめぐって検察批判がくすぶる中、メディアをなだめる効果を狙ったのか」「いや、二階ルート着手に迷いがあり、メディアの反応を確かめたかったのではないか」――など、佐久間氏の思惑について関係者の間では、諸説入り乱れていた。
「この日の懇親会は、今春に司法クラブを異動する記者の送別会で、毎年恒例のもの。出席した記者も佐久間氏の発言に注目していましたが、ちょっと顔を出す程度で、西松事件についてのコメントは一切、避けたようです」（検察事情通）
メディアと捜査機関のトップが適切な距離を保たなければ、痛くもない腹を探られるだけだ。
（日刊ゲンダイ2009年4月11日掲載）
2009/4/14 10:00 更新
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