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2009年4月13日 (月)
知事選民主党動揺は悪徳ペンタゴンの思うつぼ
4月12日の秋田県知事選で民主党県連が支持した川口博候補が落選した。千葉県知事選に続いて民主党が支援した候補者が落選したことで、マスメディアは再び小沢代表辞任への圧力を一段と強め始めている。
しかし、秋田県知事選の敗北は、千葉県知事選同様、知事選に向けての体制作りの失敗、候補者選定の遅れに大きな原因があり、小沢代表の責任を問うことは適正でない。野党が分裂したことも大きな影を落とした。
3月3日の小沢代表の秘書逮捕以来のマスメディアによる情報操作は、たしかに民主党にとっての逆風になっている。
しかし、民主党は問題の本質を見誤ってはならない。ことの発端は、政治権力が政敵を追い落とすために警察、検察権力を不正に利用した政治謀略にある。この本質を直視せずに、政治謀略に乗せられて代表交代を実行することは、民主党の敗北を意味すると同時に、政権交代を希求する民主党支持者への背信行為であることを、強く認識しなければならない。
白川勝彦氏が3月12日のブログ記事「民主党の腰の据わらぬ諸氏へ」に記述された言葉を、改めてじっくりと読みなおす必要がある。以下に転載する。転載部分は白川氏のサイトにおける掲示板『平成海援隊 Discussion BBS政治議論室』への「どなんとぅ」氏の投稿記事である。
「今回のあからさまな権力からの市民・国民への攻撃(攻撃されているのは小沢代表ではないのです。おそらく日本の歴史上初めて、まっとうな手段で民衆の手による大変革が実現する、その最後の段階で仕掛けられた権力による民衆の希望への攻撃なのです)に対し、小沢代表は毅然と、見事に反駁しました。心強さを感じました。
ところが、あろう事か、ともに権力に立ち向かい、その悪しきたくらみを粉砕すべき民主党内の同志から、権力側のあまりにも粗雑なシナリオを補完するようなとんちんかんな反応がマスコミを通じて伝えられ、開いた口がふさがりません。
小沢代表が少しでもぐらついた態度をとっているなら話は別です。
「自分の方にまったく問題はない。求められれば、いついかなる場所でも疑問にお答えする。立証責任は検察側にある」これほど明快な説明はないではありませんか。
眉唾の世論調査の数字は、同志であるにもかかわらず腰の据わらぬあなた方の態度から導かれていることを認識してください。
検察・警察(決して「司法」ではないですよ。「行政」に属する権力装置です)は誰を、何を守るものなのか。
戦前はいうに及ばず、戦後も(特にロッキード以降、さらに小泉以降は加速して)、国民はいつそれが理不尽に自分に向けられるかとおそれています。」
(中略)
「だからこそ、こんなあからさまな権力犯罪に対して「断固戦う」と表明した小沢代表を心強く思うのだし、「政権交代」実現の先頭に立つべき民主党の諸氏が一丸となって小沢代表と心を一つにしてほしいと、切に願っているわけです。
手遅れにならないうちに、意思統一してください。」
(中略)
「今、誰が小沢代表の代わりに先頭に立って政権交代の流れを、大海まで導いてゆけますか?
画に描いた餅でしかなかった「政権交代」という願いを、千葉7区の補選から始まって、地方選挙、参議院選挙、各補欠選挙と、一歩ずつ着実に歩を進め、今ようやくそのにおいを感じ取れる目標としての地点まで導いてくるのに、誰かほかのリーダーの元でも可能であったと思いますか?
全国津々浦々、「この人ができるというなら実現するかもしれない」という揺るぎない信頼感を、少人数ずつでも着実に積み上げ、現在に至ったこの成果を、誰がそのまま引き継いで最後まで積み重ねていけると思いますか?」
(転載ここまで 太字は本ブログによるもの)
テレビ朝日は早速「スーパーモーニング」で、小沢代表辞任誘導キャンペーンを展開した。「民主党中心の新しい政権を有権者が望んでいるのに、小沢氏が代表に留まっていてはマイナスに作用する」と訴え、番組は懸命に小沢氏辞任の道筋をつけようとしている。
原口一博氏の腰の定まらないと受け取られかねない姿勢が、有権者の離反を招く要因になることを原口氏は認識しなければならない。
民主党は自由党と合併し、自由党党首であった小沢氏が代表に就任した。元々の民主党議員のなかには、役職を奪われて、小沢氏の代表辞任を歓迎する者も少なからずいるだろう。しかし、そんな理由で小沢代表辞任を歓迎するなら議員を辞めるべきだ。こんな議員は有権者の意志など考えていない。自分自身の損得しか考えない人間は政治家などを志すべきでない。
原口氏は、ものごとの本質を見据えて、有権者に対して、民主党の闘う姿勢、弾圧を粉砕(ふんさい)する姿勢を明確に示すべきだ。卑劣な手段を用いる権力の横暴と、マスメディアの堕落を明確に指摘し、国民の目を覚まさせるために「喝」を入れるべきだ。マスメディアの誘導に呼応するかのように引き下がっているだけでは、総選挙の決戦での勝利は覚束ない。
悪徳ペンタゴン政権がメディアを総動員して、異常なまでに小沢代表辞任に執着することは、悪徳ペンタゴンが心底、小沢氏を恐れていることの表れである。逆に言えば、小沢代表が陣頭指揮を執らなければ、真の政治刷新は出来ないと考えられるのだ。
企業献金の全面禁止、天下りの全面禁止、対米隷属の全面排除、は小沢氏が率いる政権交代でしか実現しない。
本質は、「悪徳ペンタゴン」と「一般国民」との闘いにある。悪党ペンタゴンが警察、検察権力を不正に利用し、マスメディアを総動員して総攻撃を仕掛けてきている。マスメディアの誘導に大人しく従っていたのでは、決戦で勝利を勝ち取ることはできない。
秋田県知事選のもうひとつの教訓は、野党勢力が強固な共闘体制を構築しなければ、勝利を得ることが容易でないことだ。民主、社民、国民、連合の盤石の共闘体制構築が急務である。
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