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2009/4/9 10:00
http://netallica.yahoo.co.jp/news/73397
「『説教強盗』に似ている」「責任を感じておられないということだ」。西松建設の違法献金事件で、自民党の細田博之幹事長の小沢批判が止まらない。だが、ちょっと待ってほしい。細田幹事長といえば、官房長官時代の04年に運転手給与の企業肩代わり問題が発覚。市民団体から、政治資金規正法違反容疑で告発された“前科”がある。エラソーに小沢批判ができる身分なのか。
細田氏に運転手を派遣していた「日本道路興運」(東京)は、国交省などの官公庁が得意先で、昨年は公用車の運転業務委託で談合疑惑が発覚。公取委の立ち入り調査も受けた“いわくつき”の企業だ。細田氏は96〜03年、運転手の派遣を受けながら、給与の半分程度を肩代わりしてもらっていたのだ。
「運転手派遣は、政治資金規正法の財産上の利益供与、寄付行為に当たる。会社側の負担額は年間約400万円で、総額は3143万円にも上っていました。ところが、細田氏の政治団体はこれを全く記載していなかったため、告発されたのです」(司法記者)
これじゃあ贈収賄の疑いさえある。告発を受けて、東京地検は道路興運側を「起訴猶予」としたが、細田側はなぜか「不起訴」だった。「政治資金オンブズマン」(大阪)として、細田氏を告発した神戸学院大学法科大学院の上脇博之教授(憲法)はこう言う。
「今回の小沢氏の事件も、細田氏のケースもともに規正法違反(虚偽記載)。小沢氏も悪質だが、細田氏の場合は、全く記載がなかったという点で、より悪質といえる。西松マネーは自民党議員にも渡っている。小沢氏を批判するなら、幹事長として党内調査して説明責任を果たすべきではないか」
「説教強盗」は自分のことじゃないのか。
(日刊ゲンダイ2009年4月6日掲載)
2009/4/9 10:00 更新
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