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2009/4/6 10:00
http://netallica.yahoo.co.jp/news/72956
●「紛らわしい…」
「確かに、紛らわしい名前ですよね……」
そう困惑するのは、自民党の深谷隆司衆院議員(東京2区)の秘書だ。話題は、千葉県知事に当選した森田健作(59)の政党支部。「完全無所属」をアピールしながら、ちゃっかり今も自民党支部長を務めていた問題の「東京都衆院選挙区第2支部」のことである。
深谷が代表の自民党支部は「東京第2選挙区支部」。まるで間違い探しだが、もちろん別の支部だ。
「森田さんの支部なんて、ニュースで聞くまで深谷本人も知りませんでした。まさか、あんな名前とは……。事務所までウチの選挙区内(中央区)にあるんですよ」(前出の秘書)
衆院議員時代(東京4区)に森田の自民党支部は「東京都第4選挙区支部」を名乗っていたが、03年の選挙前に不出馬を表明すると、直後に今の名前に変更した。
●6年間もほったらかし
ややこしい名前について森田事務所は「担当者不在。後ほど連絡します」と言ったきり、なしのつぶて。変更を認めた自民党本部は「当該支部は党の内規に従い設立・異動を行っております」(組織本部)と短い回答をよこしたのみだ。
自民党の古参秘書は「在任中に引退を表明した衆院議員は後任に政党支部を明け渡す必要がある」と、こう解説する。
「世襲だと、支部の資金ごと後継者に譲るケースもあるが、森田氏のように後任が赤の他人(乳モミ逮捕の中西一善氏)になると、前任者が支部の名前を変えて手元に資金を残し、後任が改めて選挙区を表す支部を立ち上げます。その際、前任者の任期が残っていれば、支部に『衆院選挙区』と名付けるのが党の慣習です。森田氏は出馬断念時にもうひとり、先に引退した議員がいて『第2』と付けたのではないか」
支部の名称変更から6年。この間、森田が一度は千葉県知事選に落選しようが、自民党はほったらかし。森田は政治団体では認められない企業献金の受け皿として、政党支部を利用してきた。
つくづく自民も森田もいい加減な連中だ。
(日刊ゲンダイ2009年4月3日掲載)
2009/4/6 10:00 更新
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