★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK61 > 185.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
Like a rolling bean (new) 出来事録
http://ameblo.jp/garbanzo05/day-20090403.html
2009-04-03
国会質問と同期して、豊洲新市場の汚染と液状化の資料のリンクを消した狡猾すぎる東京都
以下の知らせをいただきました。
単なる思い違いでも、またうっかりミスでもないことは、東京都のサイトからリンクがなくなっている!ということに気づいた人が複数人いたということ、東京都に質問した方あてに留守電が入っていたこと、などがあります。
ここからまずお知らせします。
東京都のリンクはずしの件です。豊洲新市場予定地における土壌汚染調査等に関する資料の公表について(H21.1.30)
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/press/20/1_30.htmlこの見出し(リンク項目)が、東京中央卸売市場のリンクから消されて無くなっていました。地質データ、地盤解析データを探していて無いことに気付きました。3月31日までは確認していたので1日の朝からなくなったのだと思います。
この資料公表は、1月26日から朝日新聞が豊洲の汚染隠しを批判する記事が掲載されたのを機に、やっとHP上に公開されたものです。ベンゾ(a)ピレンや、Yc層(有楽町層)の確認できていない柱状図、などの生データを含む重要な資料です。
また、豊洲の軟弱地盤について、液状化対策もふくめて検討されている貴重な解析資料も含まれています。
前後の日付の記事はリンクされているのに、1月30日分の見出しのところだけが抜けるという不自然さでした。(言葉での検索では出るのですが、初めての人は在ること自体に気付かないはずです)
すぐ抗議しましたが、担当者も指摘されるまで気付かなかった様子でした。
夜確認したところ再掲載されていました。そして翌日、新市場から再掲載の連絡を受けました。
3月31日には衆院環境委員会で民主党、川内博史議員が土対法の質問をしています。その中で、豊洲の地盤の液状化問題についてもかなり踏み込んだ質問をしていますから、都のHPにアクセスして、地盤関係の資料を探そうとした人も居たはずです。このリンク外しは、あまりのタイミングです。
このことから、わたしは、専門家会議のパブリックコメント(という正式のものではないという言い方ですが)の締め切り日に、環境局の関連条例のページがアクセス不可能になっていたことを思い出させます。
ちょっとしたミスにしてはおかしいですね。
だって、東京都のトップページにはたしかに「新着情報」として、復活していますが、
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/
でも、現実には、この2月6日と1月31日分の資料が「新着」なわけではないからです。
まあ、最大限言い訳を想像するなら、「新たに再度リンクを張りなおしました」ということでしょうか?
そしてプレスリリースのページに行ってみたのですが、ここでは、なおも、上の新着情報にあるいったんリンクが消されたはずの記事が未掲載となっていますね!
画像をキャプチャしました。
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/press/index.html
どういう説明をするつもりなのでしょうか???
〜〜〜
中央区議の小阪さんのブログに、日本環境学会から、豊洲のサンプル(税金で行われた重要調査!)の開示を求める申し入れ資料が掲載されています。
全文転機させていただきます。下線部は、ブログエントリーをお読みください。
なお、メディアからの反応は1紙だけの問い合わせだったようで、新聞掲載などは今なお、見当たりません。
これから不実きわまりない大きな隠蔽工作=サンプル廃棄が行われようというのにこの無関心です。
「もう、どこの自治体にでもあるんだから、日本を民主主義国家でないと思って諦めろ」
ということなのでしょうか。
転載します。
2009-04-01
「中央区を、子育て日本一の区へ」 小児科医 & 中央区議 小坂和輝のblog『築地市場移転候補地 豊洲の土壌汚染サンプルの開示を』http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/dbc93f5a54587ad59d85228302a543ed
日本環境学会が東京都に対し、築地市場移転候補地 豊洲の汚染土壌の地質調査をした際のサンプル土壌を、処分せずに、きちんと開示することをもとめる申し入れを3/30に行ったということです。
申し入れに際しては、都知事本局秘書課で約10分間の趣旨説明を行った上で、提出されたとそうです。
以下、その申入書とその後、都庁記者クラブに出されたお知らせ文です。
下線は、小坂による。****都知事と中央卸売市場長宛の申入書*****
2009年3月30日
東京都知事 石原 慎太郎 様
東京都中央卸売市場長 比留間 英人 様
日本環境学会会長・畑 明郎
豊洲地区試錐コアの開示ならびに保全に関する申入書拝 啓
早春の候、貴職にはますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
さて、先般市場ホームページ上に公開されました、豊洲地区の詳細地質調査報告書につきましては、当学会を含む多くの市民団体や政党が解析を進めてきたところですが、その中で、報告書の記載だけでは到底理解できない数々の問題点が見つかって参りました。一例としては、同一仕様で発注された各街区の試錐柱状図が、受託各社でそれぞれ表現方法が異なっているため、地層相互間の正確な対比ができなくなっていることが挙げられます。このことは、事前の技術的な基準統一がなされず、かつ、専門家会議が精度監理の責務を怠っていた結果としか思えません。
このため、貴職が主張なさるように、豊洲の汚染土壌の安全な管理が可能であるかどうかは、報告書の文面と添付資料からだけでは判定ができません。是非とも原資料である試錐コアを公開して頂き、その調査・観察乃至分析結果によって、専門家会議・技術会議の結論の当否を吟味することが不可欠であると考えます。
このことはかねてから口頭では要望いたしておりましたが、未だにご見解が伺えませんので、重ねてここに文書を以て、試錐コアの公開と、関連する便宜供与を要請する次第です。さらに、都民の中に根強く意識されている、今回の移転計画に関する不安に対して、当学会は学術面・実務面を含めた公開討論会の開催を強く要望して参りましたが、先般の都議会答弁では、残念ながら否定的なご見解が述べられたに止まりました。この点についても、是非ご再考をお願いしたく存じます。
さらに、洩れ承るところによると、前述の豊洲の試錐コアは、近々、産業廃棄物として処分する予定だそうですが、報告書の記載に大きな疑義がある以上、現物のコアがなければその精粗・当否の判断が全くできなくなります。ぜひコアの管理・保全には、万全を期して頂くように強く申し入れるものです。
以上、ご多用中恐縮ですが、是非ご検討頂いた上で極力早い機会に文書でご返事を賜りたく、ここに改めてお願い申し上げる次第です。
先ずは取り急ぎ要用のみにて失礼いたします。敬 具
<本件事務連絡先=坂巻 幸雄 当学会土壌汚染問題WG長>
*****以上、申入書*****
*****都庁記者クラブへのお知らせ*****
2009/03/30
東京都庁記者クラブ 各位
日本環境学会会長・大阪市立大学大学院教授
畑 明郎
(公印省略)
件名:豊洲地区の試錐コアの開示ならびに保全に関する申入書の提出について
報道関係者皆様の、日頃のご活躍に敬意を表します。さて、築地の東京都中央卸売市場の移転問題につきましては、皆様方の絶大なご協力によりまして、『豊洲新市場予定地の土壌汚染対策工事に関する専門家会議報告書』ならびに『同・技術会議報告書』の付属データが、先月以降逐次市場のHP上に公開されるようになりました。しかし、以降、市民団体や政党関係者有志と連繋してデータの解析を進めたところ、その内容・表現に関しては、受注各社間に著しい不統一があることが見いだされて来ています。このため、正確な結果を求めるには文書記録だけでは不可能で、試錐コア試料そのものの直接観察が不可欠になってきたのですが、残念なことに、都はいまだにその公開を固く拒んでいます。この都側の姿勢は、去る3月28日の、中央区議会全員協議会の質疑に於いても、変わることがなかった旨、関係者から洩れ伺いました。
加えて、この試料は、近々廃棄する予定だとも伝えられています。
これらの試料が万一捨てられてしまったとすると、「不透水層によって汚染の下層への浸透・拡散が防止されている」とする、「安全宣言」の根拠となった専門家会議の結論の当否が、全く検証出来なくなってしまいます。そのため本日、別紙申入書(都知事ならびに市場長宛)を知事本局秘書課に提出し、検討方と文書回答を要請いたしました。
なお、本件の細部に関する記者会見は、都側の反応を踏まえた上で、別途4月半ば頃に設定する予定です。詳細確定次第、また改めて御案内を差し上げます。
どうか今後とも、当学会を引き続きよろしくご鞭撻賜りますよう、心からお願い申し上げます。
本件連絡・問い合わせ先:
坂巻 幸雄(日本環境学会土壌汚染問題WG長)*****以上、都庁記者クラブ****
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK61掲示板
フォローアップ: