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http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20090330ddlk13040136000c.html?inb=yt
砂川裁判:1審「伊達判決」から50年 「日米安保」など論議 /東京
米軍立川基地(当時)拡張に反対する住民らが基地内に侵入した砂川事件で、基地の存在を違憲とした1審判決(伊達判決)から30日で50年を迎えるのを機に29日、立川市女性総合センターでシンポジウムが開かれた。元被告や弁護士らが顔をそろえ在日米軍基地や日米安保をテーマに議論。市民や労組員ら約170人が聴き入った。
市民団体「砂川を記録する会」(星紀市代表)が主催した。元被告弁護団の榎本信行さんが、安保条約による米軍駐留は憲法9条に違反するとした1審判決の内容や意義を丁寧に解説。元被告団長の坂田茂さん(79)は「土地を守ろうとした農民を、組合員や学生たちが支えた運動だった」と闘争を振り返った。
砂川事件をめぐっては、1959年12月の最高裁判決を前に当時の駐日米大使と最高裁長官が密談していたことを示す文書が昨年、米国立公文書館で見つかった。
これを受け今月5日、密談記録の開示を外務省や最高裁などに請求した元被告の土屋源太郎さん(74)も静岡市から参加した。土屋さんは「密談があったと知ったときは、『やはり』と怒りがこみ上げた。憲法9条を守るために開示運動を盛り上げたい」と述べた。
密談文書を発見した国際問題研究家の新原昭治さんも「主権者の国民に対して、情報を明らかにするのは当然だ。今も在日米軍は、国民の意思を無視して拡張されつつある」と訴えた。
文書発見をきっかけに元被告のうち、亡くなった1人を除く6人が連絡を取り合うようになった。会場には当時大学生だった元被告の武藤軍一郎九州大名誉教授(74)も駆けつけ、「若い人たちに砂川事件を伝えていかなければならない」と決意を述べた。【足立旬子】
〔都内版〕
毎日新聞 2009年3月30日 地方版
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