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(回答先: <資料>小沢代表「辞任を」63% 朝日新聞世論調査/世論調査―質問と回答〈3月28、29日実施〉 投稿者 gataro 日時 2009 年 3 月 30 日 15:19:59)
アルルの男・ヒロシです。
さて、朝日新聞とAERAの世論調査が食い違っているわけです。今朝の朝刊にでた「朝日新聞」の世論調査では次のような結果になっている。
http://www.asahi.com/politics/update/0329/TKY200903290218.html
ところが、朝日新聞系の雑誌AERAの最新号を立ち読みしたのですが、こちらは、田原の「朝生」ほどではないが、トーンが違う。
http://www.aera-net.jp/latest/
で、朝日は固定電話への2日間の調査(回答率61%で、サンプルは1102人)
一方のAERAはネットを対象にした調査でサンプルは150人程度なんだそうだ。田原の朝生がどの程度のサンプル数なのかはわからない。
結局、同じのはサンプルの取り方がずさんで、今の世論調査はどれも当てにならない、ということ。
ネットゲリラさんも書いていましたが、きょうび、固定電話のアンケートに答える層はよほど暇な人だということになるわけです。
でも、昔はきちんと対面調査でやっていましたよね。今は全部、無作為抽出の電話調査。
世論調査する前に予断を与える報道をすでにたくさんやっているわけです。
ただ、この世論調査の結果をきっかけに、民主党の内部分裂が起きはじめており、メディアが匿名の小沢批判を次々と載せ始めている。
前原誠司・副代表は、日本新党あがりで、そもそもアメリカが何よりも大事な政治家だろうから、民主党の内部分裂をむしろ歓迎しているだろうが、悲惨なのは地方でがんばっている候補者たちだ。
自民党とアメリカが仕掛けた今回の国策捜査により、いいところまで来ていた新人や捲土重来を目指している元議員たちが、苦戦することは確実だ。選挙では、小泉チルドレンが苦戦するのも予想できるが、問題は民主党の若手たちだと思う。
昔から自民が鉄壁である選挙区では、今回の小沢ショックで、当選回数の高い森派などの議員たちが、相対的に浮上するだろう。
これから自民党の麻生政権は、補正予算や景気対策の名目で地方に予算を配り始める。そして、一般向けに給付金が皆に行き渡ったころを見計らって解散する可能性もある。(私は給付金もらわないけど)
何せ、予算の支配権を握っている与党だ。
民主党というのは、ユーゴスラビアのような政党だった。様々な勢力の寄り合い所帯で、チトーのような小沢一郎が、バラバラの勢力を納得させて一つにまとめていたわけだ。
今、党内で小沢下ろしが起き始めている。
東京地検特捜部としてはこれ以上は捜査する必要もないだろう。小沢下ろしを起こして民主党を内部分裂させれば、目的は達したことになるからだ。二階は「コラテラル・ダメージ」として捜査されるかもしれないが、今のところ新聞報道で先行しているにすぎない。
小沢以外の党首として名前が挙がっている人物はどれもマイナスイメージがついている人ばかりだ。
−岡田克也(郵政選挙の惨敗)
−前原誠司(小泉自民党と組んで永田偽メール事件を演出。わざとらしく辞任)
他にだれか選挙につよい民主党政治家で代表候補がいたら教えてほしいものだ。
PS: 某雑誌の連載で、「米国大使就任前に浮上した『小沢事件』」の題名で2ページの記事を書きました。
ジャパン・ハンドラーズと国際金融情報
http://amesei.exblog.jp/
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