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http://blogs.yahoo.co.jp/yossie_70/archive/2009/3/28
保坂展人のどこどこ日記(http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/57168a73c2377dd0d5608b957ddbabab )によると、保坂議員と亀井久興国民新党幹事長との呼び掛けに応じ超党派国会議員による「裁判員制度」に関する勉強会が来週から行われる見通しです。どのような展開になるのかは蓋を開けてみないと分かりませんが、まずはこの件に関して静まり返っていた国会で土壇場とはいえ凍結に向けて道を繋いだお二人のご努力にまずは感謝。
それにしても、自民党から共産党まで幅広く人材が集まったといいます。それだけ国民の関心が高いということでしょう。すくなくともこの法律のまま施行されますと、とんでもない社会になります。だからといって現在の司法が正常に機能しているとはとても思えないのもまた事実であります。特に冤罪については野放しになっているのではないかと思います。
まずはこういう勉強会が開かれることには期待しつつも、さらにインターネット内外で盛んな議論を展開していく必要を感じています。
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<保坂展人のどこどこ日記>
http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/57168a73c2377dd0d5608b957ddbabab
(関連部分のみ転載)
さて、本会議で隣の亀井久興国民新党幹事長と相談して、来週は「裁判員制度を問い直す勉強会」を開催することとなった。自民党から共産党まで超党派で呼びかけ人をつのったら、たちまち拡がった。呼びかけ文の草稿は次の通りである。
裁判員制度を問い直す勉強会
5月21日には、裁判員制度の施行が始まります。
私たちは、裁判員制度がこのままスタートしていくことに重大な憂慮と懸念を持っています。たしかにこの制度の骨格となる「裁判員法」は、2004年の国会で全会一致で成立しました。しかし、実施が目前に迫ってくると多くの問題点を抱えていることを指摘せざるをえません。
第一に、裁判官にはない守秘義務を刑事罰付きで国民に負わせる負担についてです。裁判員は公開されている法廷でのやりとりを除く、評議・評決について語ったり、書いたりすることを禁止されています。
第二に、刑事裁判の重大事件(殺人・放火等)の事件審理を、3〜4日という短時間で結論を出すということに無理があるのではないかという点です。「疑わしくは被告人の利益に」という無罪推定の原則も、公判前整理手続きにすべてを委ねる「特急裁判」でないがしろになる懸念があります。
第三に、評議の中で「無罪」を確信して主張した裁判員が、多数決で「有罪」の判断が示された時、量刑の議論に加わる義務があるという制度には「国民が判断主体」という観点が欠落しています。「無罪だから量刑の議論は出来ない」と裁判員を辞任しようとしても認められず、多数決で「無罪」と信じる被告の重罰にも責任を持たなければならないという矛盾です。
以上、裁判員制度の問題点を実施前に、しっかり語り合い、議論すべきと考えます。まずは、勉強会を開催し今後の活動のあり方について相談をさせて頂きたいと思います。
4月1日(水) 午後4時より 衆議院第1議員会館第4会議室
「裁判員制度の問題点」(郷原信郎・弁護士)
[お知らせ終わり]
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