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狐と狸とカラスどもに怒りを
政治家・官僚・マスメディア・御用学者どもがこの国をくいつぶす
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大臣規範+自民党違法献金
2009-03-26 07:14:25
”大臣規範”というものがあるらしい。
拘束力があるのかないのかよく分からない代物のようだ。
正式には、”国務大臣、副大臣及び大臣政務官規範”というらしい。
中央省庁再編に伴い、2001年1月6日に閣議決定された。以後何度か改正されている。法令ではないため違反した場合の罰則は定められていないが、閣議決定として大臣以下行政府を拘束する効力をもつ。
(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
大臣の資産公開もこの規範で定めている。
そしてこんなことも定めている。
国民の疑惑を招きかねないような大規模な政治資金パーティーを自粛する。
この条項に抵触しそうななのが次の記事。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090324-OYT1T01002.htm
この時期に塩谷文科相が資金パーティー、与党からも疑問の声 (YOMIURI ONLINE 3/24)
塩谷文部科学相は24日夜、都内のホテルで政治資金パーティーを開いたが、閣僚の大規模パーティー自粛を定めた「大臣規範」との関係や、小沢民主党代表の資金管理団体を巡る政治資金規正法違反事件が騒がれている中だけに、与党からも「開催が適切かは疑問だ」との指摘が出ている。
これに対し、塩谷氏の事務所は「定期的なセミナーで出席者も約500人と例年より少ない。大規模とはいえず、規範には抵触しない」と釈明している。
このパーティーでは自民党の笹川総務会長が大臣規範に言及し、「誰かがおきてを破ってもらわないと、後から続く人が困る」と発言した。
(2009年3月24日21時58分 読売新聞)
500人が小規模なのか大規模なのかは分からないが、本人は少ないと思っているらしい。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009032500758
文科相パーティー、規範抵触せず=河村官房長官 (jiji.com 3/25)
河村建夫官房長官は25日午後の記者会見で、塩谷立文部科学相が政治資金パーティーを開催したことについて「内々の申し合わせがあるが、(塩谷)大臣もそのことは知っていて、今までやっていた規模を縮小したいということだった。既に(開催の)通知を出しているということで、申し合わせを勘案してパーティーをされたということだ」と述べ、大規模パーティーの自粛などを定めた「大臣規範」には抵触しないとの見方を示した。
大臣規範は「政治資金の調達を目的とするパーティーで、国民の疑惑を招きかねない大規模なものの開催は自粛する」と明記している。(了)
(2009/03/25-17:34)
官房長官のお墨付きが出た。
しかし、閣議決定が「内々の申し合わせ」なのか?
閣議決定というのはずいぶんと軽いもののようだ。
おかしいのは笹川総務会長の弁。
「誰かがおきてを破ってもらわないと、後から続く人が困る」
と、おきて破りのススメ。
この笹川堯、数々の失言でお馴染みの人物である。
最近も立て続けの失言で悶着を起こしている。
笹川堯
自由民主党総務会長及び自由民主党群馬県連会長を務める。元衆議院議員・日本船舶振興会創設者の笹川良一の次男で、公営競技の業務委託やトータリゼータシステム製造を主な業務とする日本トーターの設立に関わる。日本財団会長笹川陽平は弟。(ウィキペディアより)
総務会長といえば、党三役(最近は四役になっているが)の一人、党の実力者である。
その権威はなかなかのものである。
自民党総務会長
自由民主党 総務会(じゆうみんしゅとう そうむかい)は、自由民主党において党大会・両院議員総会に次ぐ党の意思決定機関であり、常設機関としては党内最高意思決定機関である。議長は総務会長が務める。
政府が国会に提出する法律案は、閣議決定前に総務会で事前承認されることが原則となっている。
(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)
党の最高意志決定機関の責任者が閣議決定破りのススメとは!
さて、最近話題になったこの人物の失言をウィキペディアが列挙している。
最近のものだけ拾ってみる。
2008年9月30日米下院による金融安定化法案の否決について国会内で記者団に「下院議長は女性で、ちょっと男性とはリードが違う気がする。それで破裂した」と述べた(日本経済新聞)。
2008年12月6日、自民党島根県連パーティーで、「小渕優子大臣は少子化担当大臣。なぜなれたか。子供を産んだからだ」と発言した。また、「人口というのは努力しなきゃ増えない。近ごろの若い人はどうも努力が足らん。辛抱が足らない」とも述べた(時事通信)。
2009年2月24日、自民党参院議員の会合であいさつし、森内閣に当時入閣したことにふれ、「運悪くハワイ沖で潜水艦が日本の船にどーんと当たり、やむなく沈没した」と発言(時事通信)。
2009年3月6日、倉敷市で開かれたパーティーのあいさつで「戦後教育は、日教組の方々のおかげでめちゃくちゃになった」「万一、次の衆院選で自民党が負ければ、日教組出身の文部(科学)大臣が生まれる可能性が大いにある。そんなことをさせたら、国旗も国歌もなくなってしまう」と述べた。また、伊東香織倉敷市長を「大変素晴らしい女性の市長さん」と持ち上げた上で「国会議員もどんどん女性が出て来ると、いいんだけどね。やっぱり、ちょっとあまり上品ではないと思います」とも述べた。(毎日新聞)
2009年3月14日、大分市で開かれた党大分県連の大会にて教育問題を語る中で、教員がうつ病で休職するのは気が弱いからだという趣旨の発言をする(共同通信・毎日新聞)。
女性蔑視と日教組嫌い。
日教組嫌いは麻生内閣に共通しているようだ。
今度の発言も、こういった発言の延長と考えれば、取り立てて騒ぐほどのことではないのかも知れない。
しかし、自民党の常設の最高意志決定機関の長という立場を考えると、首をひねってしまう人物であることは間違いない。
さて中心人物塩谷立文科相について。
これもまずウィキペディアから引用させて貰う。
2005年衆院選において、文部科学副大臣という立場を利用して「塩谷文部科学副大臣講演会への動員へのお願い」というタイトルの文章を静岡県西部の複数の私立中学・高校へファックスし講演会に学校関係者を動員するなど、選挙活動に当たる行為を行い公職選挙法に違反したのではないかとの疑いが浮上した。
自動車の運行・管理の受託を行っている日本道路興運から政治資金規正法により定められた上限750万円を超える、違法な献金を受け取っていたことが発覚した。
関連記事
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090123/crm0901230059000-n1.htm
塩谷文科相、疑惑企業の配当報告せず 不祥事拡大避ける? (産経ニュース 2009.1.23 )
塩谷立文部科学相が、国土交通省の公用車の運転・管理業務をめぐる談合疑惑で昨年7月に公正取引委員会の立ち入り検査を受けた「日本道路興運」(東京)から得ていた平成16、17年の株式配当所得計80万円を所得等報告書に記載していないことが22日、分かった。
塩谷氏の事務所では、同社から秘書給与の肩代わりを受けていたことが16年に明らかになっており、議員らからは「不祥事の拡大を避けるための不記載ではないか」との声も上がっている。塩谷氏と同社の不透明な関係が改めて浮かび上がった形だ。
閣僚の資産公開によると、塩谷氏は日本道路興運株4000株を保有。同社は16年から18年まで、1株当たり100円を配当しており、毎年40万円の配当所得があったことになる。
21日の参院予算委員会で大久保勉参院議員(民主)の質問に対し、塩谷氏は「(同社株式は)元年に亡くなった父(塩谷一夫元衆院議員)から相続した」などと答弁し、配当を受けていたことが判明。しかし、塩谷氏の所得等報告書では、16、17年は配当所得が空欄で、配当所得計80万円が不記載だった。
一方、塩谷氏の事務所は15年までの4年間、同社から秘書給与計900万円の肩代わりを受けながら政治資金収支報告書に記載していなかったことが16年に明らかになり、批判を受け訂正している。
大久保議員は「問題企業からの利益提供を隠したかったのではないか。国交省を舞台にした談合疑惑の利益が流れ込んでおり政官業の癒着の典型だ」と批判。予算委員会では、同社が昨年までの5年間、塩谷氏のパーティー券を毎年20万円分購入していたことも明らかになった。塩谷氏は18年9月から19年9月まで衆院国土交通委員長を務めている。
この日本道路興運という会社は国交省への運転手派遣しかも談合で、ぼろもうけしている天下り受け入れ会社である。
塩谷のケースの悪質さは際だっている。
衆院国土交通委員長の立場にある国会議員が、国交省から巨額の仕事を談合・天下りでほぼ独占的に受注している企業の株主であり、配当のみならず政治献金、パーティー券購入、秘書給与肩代わり等を受けていたのである。
小渕裕子、細田幹事長などに違法献金をしていた会社でもある。
細田など偉そうに小沢を非難できる立場ではない!
2004年5月24日(月)「しんぶん赤旗」より
同社(日本道路興運)は二〇〇二年までの三年間をみても、毎年、自民党の政治資金団体・国民政治協会に四百万円を献金しています。
一方、運転手給与の肩代わりを受けていた細田官房長官が代表者となっている自民党島根県第一選挙区支部は、同社から〇〇年に約四百万円、〇一年に約三百七十九万円、〇二年に三百六十三万円の献金を受けたとして収支報告書の訂正をしました。
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