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(回答先: 【自民党議員たちは、はしゃいでいる場合ではないぞ!】社説:小沢代表続投 検察は与野党問わず捜査を(毎日新聞) 投稿者 最大多数の最大幸福 日時 2009 年 3 月 25 日 23:24:09)
http://www.chugoku-np.co.jp/Syasetu/Sh200903250106.html
小沢氏秘書起訴 釈然とせぬ双方の主張 '09/3/25
民主党の小沢一郎代表の公設第一秘書がきのう、東京地検特捜部に政治資金規正法違反の罪で起訴された。西松建設からの献金が違法に小沢氏の資金管理団体に渡った、とされる事件の一つの節目である。
検察は「重大な犯罪」と断罪した。小沢氏は、政治資金報告書の記載の問題であり「納得がいかない」と、代表の座にとどまる意向を示した。真っ向から対立する双方の主張だが、いずれにも釈然としないものを感じる。
秘書は、西松建設からの献金と知っていながら、ダミーの政治団体の名義で、二〇〇三年から〇六年までの間に三千五百万円を受け取った―と疑われている。ただ本人は否認しているという。
特捜が動いた事件の中で、今回ほど多くの国民が疑問を感じたことはあるまい。
これまで報告書の「虚偽記載」だけで逮捕はされなかった。しかも政権交代も視野に入ったタイミングでの強制捜査である。同じ西松からの献金を自民党議員側も得ているのに捜査は進まない。
世論調査では五割の人が肯定的にみているものの、四割もの人が違和感を覚えている。
それを意識してか、検察側はこんな異例の説明をした。「特定の建設業者から長年、金銭の提供を受けた事実を国民の目から覆い隠したことを、見過ごせない」
ただ、なぜこのタイミングかについては「事案の重大さを考えたら無視できない」というにとどまる。検察OBからさえ出ている疑問に答えたとは言い難い。
これから事件はどう展開していくか分からないが、単なる政治資金規正法違反で終わったとすれば「勇み足だった」というだけでは通るまい。
小沢氏の主張は一貫している。報告書を修正すれば済むような「形式犯」であり、自分にも秘書にもやましいことはない。そう繰り返してきた。会見でも「すべて公開している。隠していない」とあらためて強調した。
ただ今回を含めて、具体的な説明はない。一方では、ダミーを通す集金システムによって献金された額は、毎年二千五百万円前後、十数年で三億円にもなると伝えられている。
東北地方の大型事業の受注には小沢氏サイドが影響を持っていて、西松の関係者は公共工事での便宜供与を期待したという。献金をする以上は見返りを期待したくなるだろう。そこを小沢氏はどう考えているのか。
小沢氏は、手のひらを返したように「企業や団体の献金そのものの全廃」まで踏み込んだ発言もしている。ただ民主党の中で必ずしも共有されているわけでもなさそうだ。本気でやるかどうかが、これからの信頼を回復する道につながるだろう。
もちろん自民党もよそごとではない。西松から同じように献金を受けた議員の名前も挙がっている。検察はこちらにもメスを入れなければバランスに欠ける。
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