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あくまでも可能性としての話。
1.週刊現代で松田賢弥と言う名前のジャーナリストが2008年の10月ぐらいから連載で「小沢一郎の金脈を撃つ」と言う記事を書いている。麻生首相が誕生したのが昨年9月。麻生首相就任と記事とで、どちらが先だか、「小沢一郎の金脈を撃つ」の記事が最初に載った号の発行日が分からないので判断が出来ない。多分、解散先延ばしと言うことが誰かによって決定されてから、この連載記事が始まったのだと感じる。
2.西松建設の事件については内部告発が端緒だと言われている。2008年の6月に西松建設本社などを東京地検特捜部が外為法違反容疑で家宅捜査したのが多分事件が表面化した最初だ。この時期、法務大臣をしていたのは鳩山邦夫。鳩山邦夫は2007年8月から2008年8月まで法務大臣だった。だから、内部告発があったと思える時期も彼が法務大臣だったはずだ。
3.福田康夫元総理が内閣改造をしたのが、2008年8月2日。この時、総務大臣には増田寛也前岩手県知事が就任している。また、法務大臣には保岡興治が就任。つまり、鳩山邦夫は大臣をはずされた。そして、8月26日には、太田誠一農水相(衆院福岡3区)の事務所費問題が報道される。そして、福田康夫元総理は9月1日に総理辞任を発表し、9月24日には退陣してしまうのだ。
なお、増田寛也元総務大臣は小沢一郎民主党代表に見出されて岩手県知事に就任したと言われている。
4.以上のことをまとめると、2008年8月1日、鳩山邦夫が法務大臣を外れた直後に、週刊現代で松田賢弥が「小沢一郎の金脈を撃つ」の連載を始めたことになる。鳩山邦夫が大臣を外れ、数週間した後、太田誠一の事務所費問題が報道され、福田康夫元総理は突然の辞意表明を2008年9月1日にする。そして、後を受けた麻生内閣で、鳩山邦夫は2008年9月24日総務大臣に就任するのだ。
5.更に、鳩山邦夫が総務大臣に就任してから、定額給付金の騒ぎが起こる。つまり、それまでは生活支援金と言う考え方であり、定額減税と臨時福祉特別給付金言う考え方だったのだ。このことは、次の公明党ニュースを見ても分かる。(http://www.komei.or.jp/news/2008/1023/12825.htmlよりコピー)
定額減税 給付金と合わせ検討
与党政調会長
自民・保利耕輔、公明・山口那津男の両党政務調査会長らは22日午後、都内で会談し、米国発の金融危機に対応するための新しい経済対策についての協議を継続した。与謝野馨経済財政担当相が同席した。公明党からは石井啓一政調会長代理、上田勇政調副会長が出席した。
会談では、生活者対策として(1)救急医療体制の整備(2)障害者支援の維持・拡充(3)住宅ローン減税の継続・拡充――の方向性で合意した。定額減税については、臨時福祉特別給付金と合わせて規模や財源の協議を続ける。このほか、子育て支援策など多岐にわたる項目について引き続き協議する。
会談後、山口政調会長は記者団に対し、「23日の時点で(与党の検討項目として)説明できるものを持って、麻生太郎首相に申し入れに行きたい」と述べた。定額減税については「財源は財政投融資特別会計の準備金などを活用する方向性はある程度、出ているが、金額は議論がまだ煮詰まっていない」と述べた。
(以上コピー終わり)
そして、10月31日には、「生活支援定額給付金」として、現在の制度の概要を麻生首相が発表するのだ。しかし、この時点では、例えば、65歳以上とした年齢判断をいつの時点でするのか、高額所得者も受け取るのか、など、かなり基本的なことさえ決まっていなかった。
不思議なことに、定額給付金の取り扱いは非常に各自治体の自由度が高い。給付辞退があった場合、その自治体の判断でそのお金を支給事務に使ってもいいとされたり、支給に伴う電算処理プログラムも自治体ごとに開発することになっている。多分、この状況では、給付金自体の取り扱いや支給事務経費の取り扱いも、その検証は非常にやりにくいだろう。つまり、中抜きがやりやすい体制がとられているのだ。
6.何かが浮かび上がってこないだろうか?誰が政治を操っているのか、それが分かるような気がしないだろうか?
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