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(回答先: 予定通りの国策捜査 小沢秘書起訴が決定(政権交代阻止の禁じ手) 投稿者 国際評論家小野寺光一 日時 2009 年 3 月 23 日 05:20:55)
世界を動かしているのは 金持ちアメリカ人の高額ボーナスなのか
AIGの高額ボーナスには、アメリカ人ならずとも呆れてものが言えない。
日本ならば、こっそりとやるところを、アメリカは堂々と支給して、それを規制するものには恫喝を加えるのだから、まったく凄いものだ。
AIG高額賞与に90%課税へ 米下院が法案を可決2009.3.20 産経
(略)財務省には金融機関が今後の公的資本注入をためらうなど、金融システムの安定化に与える悪影響を懸念する声もあがっている。(略)
また、パタキ元ニューヨーク州知事は、米紙ウォールストリート・ジャーナルに対し、「もし法案が成立すれば、ニューヨークが金融センターとしての地位を失う可能性すらある」と語っている。
http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-685.html
小沢党首、絶対に辞めるな。辞めると矢張りそうかと国民は本当に思ってしまい。本質的な問題をそらしてしまう。つまり、選挙の時も、自民党が勝つだろう。誰やっても同じだと考えてしまう。世論みたいではなくて、参議院は一応、野党側に過半数があるから、参議院を中心にして、自民党の問題点を取り上げるべきだ。法案提出、証人喚問も独自に参議院議員で出来る筈だ。国民に参議院の存在価値を示すチャンスである。
検事の証人喚問も参議院では、過半数があるから出来るのでは。
会社が潰れようが何しようが、幹部の気の遠くなるような高額ボーナスだけは手放さない。ボーナスがないのならば働かないぞ、ウォール街が潰れても良いのか、と脅しているのだ。
寂しいふとことから税金を取られる国民に対して、俺たちにたんまりボーナスをよこせ、よこさなければ世界経済をめちゃくちゃにしてやる、と迫っているのである。
日本的な感覚からは、ちょっと信じられないような傲慢さだ。
日本だったら、こっそりと裏金かなんかで懐にいれるところを、アメリカのセレブは堂々と「税金から俺のボーナスをよこせ」と来る。
こうした、ビックリするような傲慢さを見ると、世界中の戦争や貧困が、ここにつながっているんだなという実感がある。
イラクやアフガンやイスラエルのように、直接的にアメリカセレブの懐に直結しているのもあれば、わざと紛争地域にされているソマリアのようなこともある。
ソマリアの和平を壊す米軍の「戦場探し」
2001年12月24日 田中宇の国際ニュース解説
また、海賊に関しては田中さんの記事にこんなことも
イスラエルの諜報機関は、ソマリア沖の海賊をこっそり支援していると、サウジアラビアのメディアで指摘されている。イスラエルは、ソマリア沖の海賊を跋扈させることで、紅海の安全保障を「国際化」することを狙っている。紅海はサウジアラビア前面の海であるが、同時にイスラエルからインド洋に抜ける唯一の海上ルートでもある。
紅海の「国際化」とはすなわち、米英イスラエルが紅海に自由に出入りする権限を持つことで、サウジアラビアに対する威嚇となる。最近のイスラエル政府自身は、中東和平の一環としてサウジとの和解を希望しており、諜報機関(右派)によるサウジ威嚇戦略とは矛盾している。(2008年12月2日)
こうして紅海に跳梁跋扈する海賊対策と称して、なんと専守防衛の自衛隊が進撃していった。
これを可能にしたのは、日本検察とマスコミの民主党攻撃だ。
結局、ぜーんぶ一握りのアメリカセレブの巨額ボーナスのために振り回されている。
日本の政治がめちゃくちゃになろうが、世界中で何十万、何百万の人が死のうがお構いなしだ。
そんなセレブを筆頭に、おこぼれを拝借する序列がある。
この序列のことを別名グローバルスタンダードとか国際社会とか言う。
麻生太郎などは、さしずめ序列の末席あたりに座らされている。
小沢一郎は、自分の腹一つで、その一つ上くらいに座ることもできれば、反対側に立つこともできる。
そして、彼は反対側に立つことを選択した。
「国際社会」の反対側がすべて正義というものでもないが、すくなくとも現代の悲劇の主原因とは流れを異にするということだ。
それを、日本という国の政権を取ろうかという人間が自覚し、発言するということは、やはり大きなことだ。
過小評価すべきではない。
その人間を、土着の利権と結託していたとしても、違法でないものを違法であるかのように攻撃するのは、「革新」政党の名折れだ。
AIGの高額ボーナスに怒りを覚えるならば、それとは違う流れを選択しなくてはならない。
それが、麻生なのか、小泉や前原のようなアメリカに隷従する連中なのか、小沢一郎なのか、現実的に選択しなくてはならない。
もちろん、プラス社民とか、プラス共産とか、プラス国民新党とか、重しをつけることも大事だけれども、次の一歩は確実に選択しなくてはならない。
小沢一郎が手を引いたら、民主党は間違いなく解体され、アメリカ好みのグローバルスタンダードに再編される。
半数は小泉一派に吸収され、残りは四分五裂する。
裏と表の権力に守られた清和会と、早いことおこぼれにあずかりたい前原一派が合体して新自民党になり、麻生や二階などは自民党の垢として切り捨てられる。
政治を注意してみている人は、うすうすこんなシナリオがあることを感じているのではないだろうか。
問われているのは、これを許すのか、拒否するのか ということだ。
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