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2009-03-22 09:45:53 1993年のゼネコン疑惑（金丸信元自民党副総裁の巨額脱税事件の押収資料から、ゼネコン各社から中央政界や地方政界に多額の賄賂が送られている実態が判明。1993年から1994年にかけ、建設相、宮城県知事、茨城県知事、仙台市長が逮捕される事態に発展した）のときも、清水建設の「ヤミ献金リスト」が報じられた。リストは、盆暮れの付け届けの額を「ＳＡ」＝二千万円から「Ｄ」＝二百万円までの五段階にわけて政治家をリストアップしたもの。「ＳＡ」に金丸氏、竹下登元首相、「Ａ」に小沢氏など、リストには自民党やのちの「非自民」政権幹部の名前がずらりと並んでいた。 リクルート事件、佐川急便事件、そしてゼネコン汚職と、「政治とカネ」の問題が連続して吹き出し、1993年6月、自民党宮沢内閣の不信任案が国会で可決される事態となった。 その際、金丸氏と一新同体と言われる関係にあり、自ら証人喚問で疑惑を追及された当時自民党幹事長だった小沢一郎氏が、何の責任もとらず反省もないまま、何と自民党を脱党して「新生党」を結成した。しかも恥知らずにも金権腐敗政治の根源を選挙制度のあり方にすり替え、小選挙区制導入の「政治改革」をメインスローガンに総選挙に打って出た。 この小沢氏の破廉恥な態度を1993年7月6日付のインターネット・ヘラルド・トリビューン紙が「日本：政治腐敗はいかんと説教たれているのは誰か！」と題してあきれ顔にこう評している。 ⇒ 我々にウォークマンとカラオケ・ボックスを提供してくれた国が、いままた新しい政治原理を提供しようとしている。腐敗によって党にダメージを与えた腐敗党員が、党を捨ててその党を腐敗政党と非難すれば、自身の評判と将来を救うことができる、というわけだ。 その後連立政権を構成した政党党派を結集した新進党党首におさまった小沢氏のことを毎日新聞はこう書いている。 以下は「毎日新聞記事情報／G-Search」から検索、貼り付け。 ====================================== 小沢一郎・新進党新党首、「暗い印象」どう脱却−−旧田中派以来、金集めに力を発揮 新進党の党首に就任した小沢一郎氏は、「カネ」と「数の力」で長年、自民党を支配した旧田中派・旧竹下派の「嫡流」として歩んできた。ダーティーイメージがつきまとい、この払しょくも新党首としての課題だ。 小沢氏は自民党の「剛腕」幹事長として政界の実力者にのし上がってから、政治資金収支報告の収入額はうなぎ登りに上昇した。「政治改革」を掲げて新進党を結成した一九九四年には、法人寄付（企業献金）中心に七億円近くを集めた。特に総合建設会社（ゼネコン）とは、旧田中派以来のつながりで関係が深く、九三年に発覚した最大手の清水建設のヤミ献金リストでは、自民党の旧派閥領袖（りょうしゅう）と同じＡランク（盆暮れごとに五百万円）に名を連ねた（当時、小沢事務所は否定）。同年の総選挙時には、国のダム建設関連工事を受注したゼネコンから百万円の献金を受け取り、公選法違反容疑で告発された。リクルート事件でも、二百万円の献金が判明している。 竹下政権発足に向けた皇民党事件処理問題。金丸信元自民党副総裁、竹下登元首相、東京佐川急便元社長が、暴力団稲川会元会長に解決を依頼する相談をした場に、小沢氏も同席していた。小沢氏はこの問題で九三年二月、衆院予算委で証人喚問された。 側近の相次ぐ離反も政治家としてのイメージダウンにつながっている。過去の側近のうち中村喜四郎元建設相、中西啓介元防衛庁長官、山口敏夫元労相ら、疑惑絡みなどで逮捕・辞職となった議員も少なくない。 ====================================== その後小沢氏が金権腐敗の政治構造を温存するために払った腐心は並々のものでない。 保守二大政党以外は議席を獲得しにくい小選挙区制の導入。企業・団体献金禁止を口実に政党助成金制度を導入。ところが99年の自自公政権時の「政治資金規正法」改正時には、政党本部や政治家が代表を務める政党支部が企業献金が受け取れるよう、小沢氏が中心になって抜け道をつくったのだ。 【「もっとも自民党員らしい」非党員の小沢氏関係エントリー】 小沢の、小沢による、小沢のための政党助成制度 角栄譲りのマネーロンダリング ＜国民の税金なのに＞政党助成金余っても返さず／170億円抜け道貯金【しんぶん赤旗・日曜版】 いま再び：小沢の、小沢による、小沢のための政党助成制度と角栄譲りのマネーロンダリング ＜旧田中派のＤＮＡ、金権腐敗体質受け継ぐ＞西松献金／自民・民主 問われる説明責任【しんぶん赤旗】 談合決定の「天の声」は小沢事務所から？だのに企業献金の全面禁止を打ち出すなんてこれいかに！ ====================================== 【関連記事】
http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10228540918.html から転載。
gataro-cloneの投稿
＜金権腐敗の張本人が「改革」唱えるこの不思議＞小沢一郎氏は「もっとも自民党員」らしい非自民党員
テーマ：政・財癒着
（Japan: Look Who's Preaching About Corruption（INTERNATIONAL Herald Tribune）
The country that gave us the Walkman and the karaoke box is about to give us a new political principle. It says that the corrupt members of a political party damaged by their corruption can rescue their reputations and their fortunes by abandoning the party and accusing it of corruption.）
1995.12.29 東京朝刊 2頁 ２面 (全613字)
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フォローアップ:- 票が欲しいと、ヨダレを垂らしながら民主小沢たたきに狂奔する自公の犬になり下がった日本共産党。 ROMが好き 2009/3/22 12:18:31
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- Re: 麻生を笑えぬあまりの誤字におもわず訂正：本文中の「一新同体」 ⇒ 「一心同体」 gataro 2009/3/22 11:48:44
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