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(回答先: 【これが日本の司法制度】志布志事件でわかる日本の暗部 投稿者 官からアメリカ人へ 日時 2009 年 3 月 20 日 10:18:32)
特集・志布志事件
志布志・県議選事件 2003年の鹿児島県議選曽於郡区に立候補した中山信一さん(62)の選挙運動をめぐり、4回の買収会合で現金を授受したとして、中山さんら志布志市の住民13人が公選法違反罪で起訴された。捜査段階で6人が自白したが、公判で全員が否認。検察側の証拠は自白調書のみで物証はなく、弁護側は違法な取り調べが虚偽自白を招いたとして争い、取調官の尋問などに長期審理が費やされた。鹿児島地裁は07年2月23日、中山さんのアリバイ成立を認定し、「買収会合はなかった」として、公判中に亡くなった1人を除く12人全員に無罪を言い渡し、確定した。
「踏み字」事件 志布志市のホテル経営川畑幸夫さん(62)が、2003年4月の県議選で中山信一さん(62)への投票依頼のため、対立候補派の建設業者にビールを配ったとして、浜田隆広被告(45)=当時鹿児島県警警部補=から、志布志署で任意の取り調べを受けた際、親族の名前を書いた紙を無理やり踏まされ、自白を強要された。川畑さんは同容疑で立件されなかったが、この取り調べは、中山さんをめぐる現金買収事件の発端となった。川畑さんは精神的苦痛を受けたとして、県を相手に鹿児島地裁に国家賠償請求訴訟を起こし、07年1月18日、勝訴した。
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[関連記事](掲載期間は180日)
志布志・県議選事件 元署長退職金は妥当/鹿地裁判決
県への返還請求棄却
(2009-01-17)
2003年の志布志・県議選事件の捜査を指揮し、07年2月に退職した当時の志布志署の黒健治署長に退職金が支払われたのは違法として、屋久島町の行政書士仙田辰次さん(56)が伊藤祐一郎鹿児島県知事に対し、当時の久我英一県警本部長と黒元署長に退職金相当額を県に返還するよう求めた住民訴訟の判決が16日、鹿児島地裁であり、小田幸生裁判長は「社会観念上、著しく妥当性を欠くとはいえない」などと請求を棄却した。
仙田さんは「黒元署長は退職する前に懲戒処分が行われるべきだった。処分によって退職手当の支給が変わるのに、結論前に退職願が受理され、手当てが支給された」などと主張していた。
小田裁判長は「退職の発令や退職金の一時差し止めは、本部長の裁量で決定されるべき問題」と指摘。「退職発令前に必要な調査を行った上で、退職を容認したと推認される。判断が社会観念上、著しく妥当性を欠き、裁量権を乱用したと認めるには不十分」と違法性を否定した。
判決を受け、仙田さんは「判決文を見ていないが、控訴を視野に検討したい」と話した。県警監察課の有馬晋作理事官は「主張が認められ、妥当な判決と考えている」と述べた。
判決によると、黒元署長は07年1月22日に退職願を提出。、同年2月21日には同事件捜査に絡み、本部長注意処分を受けた。同23日に被告全員に無罪判決が言い渡され、黒元署長は同26日で退職。同年3月に退職金約2960万円を受領した。
[記事一覧]
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2008/11/11 踏み字被害者の川畑さんを慰労/志布志で支援者ら
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http://373news.com/_kikaku/shibushi/index.php
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