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あっという間に時間が過ぎて、週末になってしまった。今週は実質4日間なので、会議や交渉、そして協議と駆け回った。ブログをきちんと書く時間もあまりとれず、これから週末にかけてまとまった記事をアップしていきたい。「政治とカネ」がふたたび問題となっている。私は、先日のNHK日曜討論でも、しつこいぐらいに「公共事業受注企業から政治献金禁止」を訴えた。他方で小沢一郎氏は「企業団体献金の全面禁止」を言い出したが、もちろんこれが実現すれば賛成だ。しかし、企業団体献金死守派の自民党がウンと言うのかどうか推測すると、「塩漬け」にしていく力が強くはたらくに違いない。私の言う「公共事業受注企業からの政治献金禁止」は小沢一郎氏よりも自民党にとっていくらかハードルが低いが、その分反対をしにくいし、この総選挙前の国会で与野党合意にこぎつけることも視野に入ってくる。 公共事業チェック議員の会という超党派の行動する議員集団が存在する。民主・共産・社民・国民・無所属の75人で動いていて、会長が鳩山由紀夫(民主)、幹事長が松野信夫参議院議員(民主)、事務局長が私という構成だ。1994年に発足し15年の歴史を持つ。1997年には武村正義新党さきがけ代表を会長に頂いたが2000年の総選挙でまさかの落選、次に中村敦夫参議院議員が会長に就任して議員活動のほとんどの力を投入して精力的に全国のダム、道路、空港、港などを視察した。この当時は、約100人のメンバーを擁していた。しかし、2003年の総選挙で副会長で行動を共にしてきた私も落選、2004年には宇佐美登衆議院議員が会長となるも、2005年の郵政選挙で長年にわたって事務局長をつとめた佐藤謙一郎衆議院議員と共に議席を失った。 万感胸に迫りくるものがある。諫早湾の干拓事業にしても、泡瀬干潟の埋め立て事業にしても、税金の無駄遣いだけではなくて、最悪の自然破壊を伴う公共事業である。こうした現場に自費で出向き、また監視をしようという議員集団は、「公共事業受注企業」から見れば好ましからざる人々ということになる。「おい、まかせておけ。工事はしっかり確保してやる。献金はしっかり頼むぞ。選挙の時も手を抜くなよ」という旧来型の土建政治の土壌を耕している議員は桁違いの献金の選挙応援を受けるが、公共事業チェック議員の会の議員たちは霜との自然保護運動や環境派の市民団体、及び反対派住民から感謝されることはあるものの、それぞれの選挙区で「税金の無駄遣いを告発して止めてくれた。こういう働きをする議員こそ頑張ってほしい」との支持や応援の声はまばらだ。「地元を放り出して、沖縄だ北海道だといい身分ですね」などと、まるで毎月旅行にでも出ているような目で見られて肩身が狭く、献金も少なく、また選挙も厳しい。これが、日本の民度だ。 逆に言えば、自然破壊も何のその税金はおれのものとばかりに無駄な公共事業も躊躇せずに利権形成に使う旧来型のタイプの議員がのさばる政治構造に悔しい思いをしてきただけに、今回の「政治とカネ」をめぐる議論と「公共事業受注企業からの政治献金禁止」のテーマは巻き返しと構造転換のいいチャンスだと思う。社民党としても「政治改革プロジェクト」を設置したし、公共事業チェック議員の会としても「政治改革提言」をまとめていく仕事を来週から開始したい。 保坂のぶと国政報告会 ▼2009年3月20日(金・祝)18:00〜 |
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