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2009/3/19 10:00
http://netallica.yahoo.co.jp/news/70599
●国民も味方に
「政権が代わったら、隠しているのを全部出す」「どれだけウソを言ってきたか分かる」
民主党の岡田克也副代表が14日、こう霞が関を挑発した。
岡田が例として挙げたのは、沖縄返還をめぐる日米の密約。米国の情報公開制度によって、日本政府が米国の核兵器再持ち込みを認めたり、返還地の原状回復費400万ドルを負担したりすると約束した文書の存在が明らかになっている。しかし、日本側はこれを認めていない。民主党政権になれば、そんな国民に知らされていない事実もどんどん表に出すと宣言したわけだ。
いかにも唐突な感じがするこの発言。狙いはハッキリしている。政治評論家の有馬晴海氏が言う。
「小沢さんへの援護射撃です。検察も含めた官僚組織が国民に隠している事実はいっぱいある。それを国民の前で指摘することで、民主党は霞が関と対決しているんだ、国民の側に立っているんだ、とアピール。小沢秘書逮捕は検察VS.小沢に見えるけど、実は、官僚VS。民主=国民の戦いなのだと訴えたわけです。この主張は民主党のピンチをチャンスに変えることもできるもの。一石二鳥の作戦です」
検察も牽制できる。民主党政権になれば、いい加減な捜査をやっていなかったか調べ上げ、全部バラしてやると脅しているのだ。
すでに法務省に対しては、検事総長が秘書逮捕の前に麻生首相と会っていなかったか、公用車の運行記録の提出を求めている。あの手この手で検察の動きを封じようとしている。
先日は、鳩山幹事長も「政権を取った暁には検察のあり方も議論する」と言っていた。かなり本気だ。
(日刊ゲンダイ2009年3月16日掲載)
2009/3/19 10:00 更新
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