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2009/3/17 16:57
http://netallica.yahoo.co.jp/news/70351
西松建設の巨額献金事件で、政治資金規正法違反(虚偽記載など)の疑いで逮捕された、民主党の小沢一郎代表の公設第一秘書、大久保隆規容疑者(47)が、東京地検特捜部の調べに、ほぼ黙秘を貫いているとみられることが17日、民主党関係者の話で分かった。逮捕から2週間、大久保容疑者の胸中とは−。
これまでも、逮捕された国会議員の秘書が黙秘を続けるケースはあった。「命懸けでオヤジを守る」という永田町の掟ゆえだが、党関係者は「今回は、特捜部への怒りが強いようだ」といい、こう解説する。
「半年以内に衆院解散・総選挙がある微妙な時期に、特捜部は事前の事情聴取もなく、いきなり逮捕に踏み切った。大久保容疑者は3日の逮捕直後から『これは政治的捜査ではないか』との思いを強くし、自身の氏名や住所は答えたが、事件の取り調べには、容疑を否認したうえで、ほぼ黙秘していると聞く」
特捜部への怒りは、ボスである小沢氏も同じ。最近こそ、ボルテージを下げているが、4日の記者会見では「異常な手法」「政治的にも法律的にも不公正な国家権力、検察権力の行使」などと検察批判をブチかました。
現在、大久保容疑者には接見禁止が付いているため、弁護士以外との面会はできない。大久保容疑者が選任したのは、小沢事務所での秘書経験がある東大卒の弁護士で、連日のように頻繁に面会しているという。
【油を注いでいる】
「大久保容疑者は、一連の報道も知っているはず。漆間巌官房副長官の『自民党議員には波及しない』との発言や、二階俊博経産相らへの捜査が停滞していることへの疑問。自民党の刺客となった小沢氏の元秘書の存在なども、怒りに油を注いでいるのではないか」(同)
ただ、「日本最強の捜査機関」である東京地検特捜部に対し、こうした黙秘作戦を取る損得勘定は分からない。
特捜部のリークが疑われる事件報道は連日続いており、小沢氏の元秘書だった石川知裕衆院議員の参考人聴取は事前にもれ、大々的に報じられた。特捜部は現在、他の地検から応援検事10人前後を投入し、捜査態勢を拡充。大久保容疑者の拘留期限は24日で、これまでに起訴するかどうかを決定する。
元最高検察庁検事で白鴎大法科大学院長の土本武司氏は「最近の事件では否認・黙秘は珍しくない。大久保容疑者は徹底抗戦する構えのようだが、特捜部としても、大物政治家の秘書を逮捕した以上、否認・黙秘されても起訴し、公判維持できる態勢でやっているはずだ」と語る。
そのうえで、「大久保容疑者の逮捕容疑は政治資金規正法違反。形式犯で通常、略式の罰金刑で済む。特捜部としては、もっと広がりを見すえて捜査しているのだろう。大久保容疑者は身柄拘束されて孤独だろうが、元秘書仲間の弁護士を選任したことで、『どういう戦術でいくか』と腹を割って話し合っているのではないか」と分析している。
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