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2009/3/17 10:00
http://netallica.yahoo.co.jp/news/70294
「かんぽの宿」をめぐる疑惑はまだ続いている。オリックス不動産が提出した最終提案書の中に、「新会社の副社長に日本郵政の宿泊事業部長を充てる」という記述があったのだ。13日の衆院総務委員会で民主党の原口一博議員がこの問題を取り上げ、日本郵政の西川善文社長は「具体名を書いて出してくるのは極めて不適切」と、問題があったことを認めた。しかし、日本郵政がこの“ポスト”提供に食いついてオリックス落札を決めたようなことがあれば大問題だ。
ポスト提供を具体名で明記された宿泊事業部長は旧郵政省出身の福本誠氏。福本部長は入札審査担当者のひとりだった。日本郵政幹部はこれまで「オリックス側から提案書に書いた個人名に意味はないと伝えられたため、書き換えを求めなかった」と弁解していたが、意味のない名前をわざわざ何のために書くのだろうか? そういう弁解をするから余計に疑惑が深まるのだ。
政界は西松建設の違法献金問題一色だが、郵政問題も忘れちゃいけない。
(日刊ゲンダイ2009年3月14日掲載)
2009/3/17 10:00 更新
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