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3月13日の衆議院総務委員会での「かんぽの宿疑惑」追及質問に関して、asahi.com(朝日新聞)は「オリックス、郵政の部長を新会社に勧誘 かんぽの宿問題」と題して次のような記事を出した。
引用はじめ
「日本郵政の「かんぽの宿」売却を巡り、落札したオリックス不動産が日本郵政の入札担当幹部を運営会社の副社長として招く案を提示していた。入札の公正さに新たな疑問が浮上し、西川善文社長は「極めて不適切だった」と陳謝した。鳩山総務相は「出来レース」批判を強めている。
・・・中略・・・
鳩山総務相は「これを出来レースと言わなければ、世の中に出来レースはない。競争性のない随意契約だったというのが総務省の印象だ」と答弁した。」
引用終わり
また、かんぽの宿譲渡の最終審査評において、雇用提案に関する不正工作疑惑を取り上げた原口議員が次のように述べたと書いている。
引用はじめ
「入札では最終的にオリックスと、ホテル運営会社のホテルマネージメントインターナショナル(HMI、神戸市)が競い、日本郵政はオリックスの方が有利な雇用条件を示した、と説明してきた。原口氏は、オリックスとの契約書では620人の正社員のうち550人のみ記していたのに、HMIは全員採用を提案し、日本郵政の説明と異なると主張した。」
引用終わり
asahi.comの記事には偽りはないが、ここでも先に投稿した、毎日jpの「かんぽの宿:運営新会社の副社長、オリックス側が実名記載【毎日jp】-オリックス、最終提案書で審査員の天下り約束を記述-」と同じ重大な隠蔽が行われている。それは、このasahi.comの雇用条件に関する文は、原口議員の審査評に関する発言の一節である。氏の追及論点は、オリックスに落札誘導するため、入札審査委員会が「審査評作成の不正」をしたのではないかとして、審査評工作(オリックスに有利になるよう、評作りを工作した)という揺るがぬ証拠を突きつけたことなのだ。この辺のやりとりは、末尾に示した衆議院TV記事内の原口質問を参照すれば明かである。
asahi.comの記事はウソは書いてないが、それでも厳しく非難されるべき掲載のあり方である。郵政会社、オリックスなど売国、強奪者勢力にとり決定的に不利なことは、国民に知らせないようにしているからだ。
しかも本件は国会審議でありながら、先に投稿した上記毎日jpの記事と同じように、人目に付かないように、政治面でなく社会面にこっそり掲載しているのだ。この指摘に反論するなら、「「ウエストが2.5センチもスリムに」首相、メルマガで」http://www.asahi.com/politics/update/0312/TKY200903120249.htmlなどという、政治と無関係な、ワイドショー並の低俗記事を政治面で扱った釈明をしてみろ。
大手新聞,TVなどが売国、大資本勢力、米国などに、不利な場面を報道せざる得ない局面がある。しかしその場合でも、郵政とオリックス側の旗色の悪さを隠さず、あたかも公正に報道しているように見せかけつつ、じつは犯罪立証の決め手になる「重大な事実」を意図的に隠した、asahi.comと同じような報道手口が、恥も外聞なくまかり通っている。
このような手口の積み重ねがどれほど、巨悪の摘発を闇に葬ってきたことか。。その意味からasahi.comの記事は報道した功績を差し引いても、ガス抜きのなかに煙に巻く意図が見え透いており、依然極めて狡猾かつ悪質な報道手口と断定せざる得ない。
こういう「重要な事実」を伝えないジャーナリストは、筆を折れ。
「オリックス、郵政の部長を新会社に勧誘 かんぽの宿問題」2009年3月13日21時43分 (asahi.com)
http://www.asahi.com/national/update/0313/TKY200903130148.html
かんぽの宿衆議院TV-とんでもない、最終審査評価書やオリックス提案書・落札契約書が暴露された。
http://asyura2.com/09/senkyo60/msg/200.html
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