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毎日jp 2009年3月14日
http://mainichi.jp/select/biz/news/20090314k0000m010135000c.html
●かんぽの宿:運営新会社の副社長、オリックス側が実名記載
かんぽの宿売却問題で、落札したオリックス不動産が、最終提案書に日本郵政の宿泊事業部長を「かんぽの宿」を運営する新会社の副社長に迎える人事案を実名入りで記載していたことが13日、分かった。落札企業は、かんぽの宿事業に携わる従業員を全員引き受けるのが条件だったが、宿泊事業部長は入札審査担当者の一人だった。同日の衆院総務委員会で民主党の原口一博氏が明らかにした。
日本郵政の西川善文社長は「個人的な考え」と断ったうえで、「具体名を書いて出してくるのは極めて不適切。相手が出してきた場合には訂正しろと言って止めるのが筋だ」との考えを示した。
鳩山邦夫総務相は「これを出来レースと言わなければ、世の中に出来レースはない。競争性のない随意契約だったというのが総務省の印象だ」と答弁した。
日本郵政幹部は「オリックス側から、宿泊事業部門の長を副社長として迎えるという意味で書いたとの説明を受けた。オリックス側は、宿泊事業部長が入札審査担当者だと知らなかった」と説明している。【前川雅俊】
関連記事
かんぽの宿衆議院TV-とんでもない、最終審査評価書やオリックス提案書・落札契約書が暴露された。
http://asyura2.com/09/senkyo60/msg/200.html
[Tekeruのコメント]
この、かんぽの宿入札審査員の日本郵政会社の宿泊事業部長福本誠を、副社長に天下りさせる約束を明記した、オリックスの最終提案書は、オリックスへ譲渡するための明かな郵政会社とオリックスの裏取引の証拠である。
なぜなら、人事採用に実名で書くなどということは、被採用者本人との合意がなければ出来るはずはないからだ。一般生活でもそんなことは常識だ。
この件は、この最終提案書を受け取った日本郵政会社のアバイザリー役メリルリンチ日本証券も承知していた。
つまり、かんぽの宿落札のための「人事賄賂」工作を日本郵政会社、メリルリンチ日本証券、オリックスの3者の共謀による「かんぽの宿犯罪」を示す、決定的に重大な証拠だ。
しかも、最終審査において、この人事劇と合わせ技の不正工作も判明した。
それは、最終審査に残ったオリックスとホテルマネージメントインターナショナル(HMI)両雇用提案のうち、HMIの提案は審査の遡上に載せず、オリックスの案だけを評価リストに載せたことだ。
つまりオリックスだけ、雇用対策の提案があったということにしているのだ。オリックスに有利になる不正審査工作が行われたのだ。
この辺の詳しいことは、下記関連記事、衆議院TVの原口議員の質問で暴露されているのでそちらを参照されたい。
以上のようなとんでもない暴露劇にもかかわらず、毎日jpは、日常政治欄で扱う「かんぽの宿疑惑」のはずが、今回の犯罪暴露劇だけは、人目に付かないようにこっそりかつ「オリックスと日本郵政の手違い程度」の印象記事にして経済欄に載せている。
このように、犯罪を臭わさないように書いているうえ、不正工作のもう一方合わせ技である、雇用対策に関する審査評の問題は完全に隠している。
毎日jpよ、自ら国民の信頼と良識を貶める愚行はすべきでない。
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