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http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090314k0000m040156000c.html
裁判員:70歳以上など除外7万人…候補者の4分の1
最高裁は13日、今年の裁判員候補者名簿に載った全国29万5036人のうち、年間を通じて辞退を認められる人や警察官など裁判員になれない職業の人が延べ7万4883人に上り、候補者全体の4分の1を占めたと発表した。候補者に辞退希望などを尋ねる調査票への回答で判明した。残る約22万人の中から、裁判員が選ばれることになる。【北村和巳】
調査票は昨年11月の候補者通知に同封され▽法律家や警察官、自衛官など裁判員になれない職業か▽70歳以上や学生、重い病気・けがなどで辞退するか▽裁判員になるのが難しい月はあるか(2カ月まで)を尋ねた。12万4911人(42.3%)が回答した。
「辞退希望」を示したのは延べ7万251人。内訳は、70歳以上4万5434人、学生2030人などで、原則として認められる。重い病気・けがと回答した2万2749人については各地裁が可否を判断するが、大多数が辞退できる見込み。また、あて先不明で2753人には候補者通知が届かなかった。
これらの人たちが個別事件の候補者に選ばれても、地裁は呼び出し状を発送しない。裁判員になれない職業や死亡した候補者らは1879人で、既に候補者名簿から除かれた。
残る22万153人は今後、事件ごとに裁判員を選ぶ手続きのため裁判所に呼び出される可能性がある。
一方、裁判員になるのが難しい月については延べ5万8477人が回答。最も多かったのは12月の9524人で、8月(8568人)、7月(7230人)と続いた。実際に辞退できるかどうかは、各地裁が回答の詳細を見て判断する。
最高裁は「初年度なのでもともと候補者数を多めに確保しており、円滑な制度運営の水準に達している」と話す。回答結果は来年以降の候補者数決定の参考資料になる。
毎日新聞 2009年3月14日 0時41分
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