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Like a rolling bean (new) 出来事録
http://ameblo.jp/garbanzo05/day-20090313.html
2009-03-13
この動乱の時期、イシハラ都政の火事場泥棒に要注意だ、と都民として思います
コイズミ・イシハラ的な搾取システムが集中的に投下され、その果実を刈り取られようとしている東京では、現在、都議会が開かれています。
なんとしても小沢代表を引き摺り下ろそうという警察・公安権力の独裁ぶりが目に余り、ここでは徹底的に市民が怒りと抗議をぶつけるべきですが、そうして地域のことを考える余裕のない状態に主権者が置かれていることで、地方行政の「火事場泥棒」が横行しかねない雰囲気だということにまた懸念を持っています。
たとえば、都議会の特別予算委員会が開催されましたが、本来の3つの課題であった、
・税金をどぶに捨て続けて利益が還流されているイシハラ新銀行問題
・同じく共有資産である築地市場の官製地上げ/売り飛ばし問題
・すでに9000億も溜め込んでリベートバックの期待でいっぱいの東京オリンピック招致
これらが3点セットで報道されたのは、ごみうり読売の以下の記事だけでした。
新銀行責任巡り応酬都議会
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo23/news/20090312-OYT8T00119.htm予算特別委で与野党
都議会の予算特別委員会が11日始まり、主要会派による質疑が行われた。昨年3月は、新銀行東京への400億円の追加出資を巡り、未明まで審議が紛糾した同委員会。今年も新銀行の経営問題について、野党の民主、共産両党が早期撤退と都の責任を追及する一方、与党の自民や都側は、新銀行の存在意義を主張した。
■新銀行
最初に質問に立った自民は、「現経営陣のもとで経営改善に取り組んできた効果を示すことも重要」として、新銀行の中小企業向け融資などの実績を尋ねた。都側は、昨年4月〜12月分について「計426件、120億円で、このうち既存顧客への折り返し融資(借り換え)の割合は件数で5割、金額で3割」などと答弁した。
一方、野党の民主は「将来的な展望も見いだせない中、新銀行からの早期の撤退を改めて求める」と主張。都側は「現に1万社を支援している。中でも約5割が赤字企業で、ほかの金融機関からの資金調達が難しい。そういうところを新銀行は担っている」と反論した。共産は、先月公表された新銀行の外部調査の報告書について、「調査の目的から都の責任が外れているのはおかしい」と指摘した。
公明は、新銀行問題については質問しなかった。
石原知事は、野党からの責任追及に対し「(経営悪化は)私も不本意だが、銀行を作ったことは絶対に間違ってない」と強い口調で語った。
■築地市場
都は築地市場の移転問題について、現在地で再整備した場合と、豊洲地区に移転した場合の費用の試算を公表。現在地での再整備の場合は、土地の売却収入がないため建設費用などが900億円不足し、移転の場合は、築地の跡地の売却収入で補填(ほてん)が可能とした。
■五輪招致
東京五輪招致に反対する共産が、都の招致本部による委託契約のうち、広告会社「電通」との契約が2006〜08年度の3年間で26億円に上り、全体の86・5%を占めていると指摘した。都側は「(電通に)実績があり、ふさわしいと判断した。(委託先の)多様化は図っているが、結果としてこうなっている」と述べた。
質問に立ったのは、鈴木一光(自民)、大沢昇、田中良(いずれも民主)、藤井一(公明)、曽根肇(共産)の5氏。
(2009年3月12日 読売新聞)
何気なく進行しているようですが、嘘だらけです。
東京都議会のサイトに、ネット中継と過去の動画が配信されています。
http://www.gikai.metro.tokyo.jp/live/index.html
特に、いつもの公明党さんのやらせ質問がものすごいですね。
何しろこれまで都議会にすら欺いていた東京都を、野党議員は徹底追求していただきたいと思います。
築地市場の現地再整備と豊洲移転の概算ひとつをとっても、完全なるいかさま計算だということをこれまでも散々書いてきました。
しかも、1月に入って、専門家会議にも技術会議にもまともに取り込まれていなかった検討課題が発覚しています。
2009/1/26
朝日新聞
発がん性物質、都公表の115倍 築地市場移転先
◆高濃度の最強発がん性物質ベンゾ(a)ピレンの未曾有の汚染を隠蔽。
11月に、終わったはずの専門会会議委員に、「メール会議」とやらで共有。
2009/1/26
朝日新聞
築地市場移転先 汚水遮る地層一部未確認、データ非公表
◆都の言う「不透水層」が連続していなかったことが判明、汚染を食い止める前提が崩れています。
2009/1/27
朝日新聞
土壌汚染、地中深くまで 築地市場移転先 都は調査せず
やはり有楽町層にも汚染が入り込んでいました!!
そういえば、ベンゾピレンの記事が新聞に掲載される直前の1月半ば、ゆりかもめ「市場前」駅あたりから、新市場建設予定地に深夜明かりがついているのを目撃された方もいたようですが、あれは何のために何をしていたのだろう?という疑問があります。
さて、日本環境学会の坂巻先生がある勉強会で、技術会議で費用が減額されて見せられていることにまったく呆れるという趣旨で、以下のようなご発言をされています。
技術会議の不透明な検討を元に、予算額は586億円に切り下げと主張しています。とても覚えやすいですが、当初予算の973億(食うな魚)が586億(この野郎)、こんなことで税を軽減しているというイシハラの詭弁にごまかされてはなりません。
この東京都の秘密主義を破るには裁判にかける必要があります。
これを受けて、豊洲移転費用がおかしいじゃないか、根拠を示しなさいと東京都に質問した方からの通報によれば、お答えは以下の通りだそうです。
都職員(担当者): 費用の詳細は、PFI(民活)があるから言えません。
都職員(管理職): ベンゾピレンや不透水層の穴の対策費用もその586億に盛り込まれています。
とのことです。
発覚は1月、技術会議の終了とほぼ同時期、いったいどうやって盛り込んだのでしょう?!?
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