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雑感、西松献金事件に動き(在野のアナリスト、2009.3.12)【収賄罪の摘発は困難、二階、尾身は逮捕相当、金額の多寡を問題とするのは不当】
http://blog.livedoor.jp/analyst_zaiya777/archives/2009-03.html#20090312
昨日も取り上げた記事ですが、北朝鮮が4月4〜8日に衛星打ち上げを発表しました。前回と異なり、正式な手続きを踏んできたため、これで日米韓の対応は難しくなりましたね。
西松献金事件で新たな動きがありました。小沢民主党代表の元秘書、現衆院議員の石川氏へ検察側が参考人聴取を行ったようです。西松建設以外のゼネコンにも参考人聴取を始めたようですが、遅いという印象をもちます。大久保公設第一秘書が逮捕されて10日が経ち、政治資金収支報告書の虚偽記載、これに対する補完作業であれば問題ありませんが、時間的に収賄などの逮捕容疑に切り替えることは、現状では難しい判断に陥っていると見られます。
小沢氏側が東北地方の公共工事受注に対し、隠然たる影響をもっていようと、責任範囲を外れているため、収賄罪を適用するには県知事や県議、市町村長や市議、地方公務員との結びつきを証明する必要があります。談合があれば別の問題になりますが、小沢氏側は工事発注ラインに関与していない、となれば収賄罪による摘発は難しいことになります。
一方で、西松献金事件の中で収賄に発展しそうなのが、二階氏が経産相時代に受けた献金や、尾身氏が沖縄北方開発担当大臣時代に受けた献金です。この場合、両名とも工事発注ラインの責任者であり、時効事由に掛からず、企業献金との認識をもって発注があれば逮捕相当になります。
今回の事件で最大の謎は、検察が金額の多寡を問題としていることです。責任と事件性という点で、与党側により重大な問題が内包しているのは明白。それでも小沢氏のみを捜査する点を、国民に説明して納得を得る術は、物証を示すしかありません。しかしすでに虚偽記載事件の補完、傍証固めに入っている段階で、今回の事件は検察から明確な説明のないまま、大久保氏の『認識』を最高裁まで争うことになってしまうのかもしれません。
そんな中で笹森前連合会長が、小沢氏が「済州島を買う」発言をしたと明らかにしました。本人が否定しているため、真相は分かりませんが、韓国側の反発も受けそうです。民間であれば、幾ら他国領土であろうと買占めも可能ですが、政治家としての発言としてみると軽率の謗りを免れないでしょう。どちらにしろ、イメージ的にはマイナスの材料が出てきました。
千葉県知事選が告示されましたが、どの候補者も政党色を消し、県民党の代表であると訴える戦略です。政党政治の末期症状、という言葉は相応しくなくとも、与野党ともに支持率が低下する中、もはや支持基盤に頼る選挙では浮動票を取り込めない、その証左なのでしょう。自民も民主も、次の総選挙を占う上で重要な地方選が、4月は目白押しですが、鼻を切れないと厳しいことになるのでしょうね。
★東京地検特捜部からの物証は出てきそうにもなく、収賄罪への進展もなさそうだ。
自民の尾身、二階への捜査はなぜ行われないのか。
検察の威信は地に落ちようとしている。
今回の冤罪、国策捜査をどう考えるか、まもなく行われる総選挙でどのような判断を下すのか、市民の良識が問われている。
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